瀬戸朝香 「国を離れても応援してくれてる人がいる」24年ぶりの再会に涙
2025.6.16 12:10
俳優の瀬戸朝香が6月14日放送の『Google Pixel presents ANOTHER SKY (アナザースカイ)』に出演。昨年、約7年ぶりに連続ドラマに復帰し俳優としてのキャリアを再スタートさせた瀬戸は、24年前に香港映画の撮影で訪れた香港を巡りながら、当時の思い出を語った。
映画のクライマックスシーンの撮影地だった階段の多い構造の建物内を見てまわりながら、瀬戸は「階段上がったらこっちに部屋があるんですよね。そこで多分ワイヤーアクションしました」「ここにつって、ここで飛び蹴りしてました」と、懐かしそうに説明した。また、「最後に私が血を流して死んだのがここです。撮影中動くなって言われて、血糊(ちのり)もつけてるからもう1時間ぐらい動けなかったんですよ。そしたら共演者のテレンスが一生懸命ストローさしたお水を“朝香飲むか?”とかやってくれて、世話してくれて」と、共演者とのエピソードも語った。
異国の撮影現場で奮闘する瀬戸のひたむきな努力は、24年の月日が過ぎても当時の記憶に残っていた。監督のアンドリュー・ラウは24年前の撮影について、「瀬戸朝香さんとの仕事は今でもよく覚えています。彼女が演じた役はとても特別で1人2役をこなしました。さらにアクションシーンもありました。とても大変な役でしたが彼女は本当に努力家でした。広東語の練習の後、アクションの練習を毎日重ねていました。当時のアクションは難易度が高く、左手で銃を撃つシーンも長い時間をかけて練習していました。でも何よりも彼女の演技が本当に素晴らしかったです」と話し、当時の瀬戸が困難な状況の中で監督の期待に答えていたことを褒めた。
また、瀬戸と共演した俳優のテレンス・インはビデオメッセージを通じて、「あの撮影は大変でした。香港の撮影スタイルに慣れるのは簡単ではありません。朝香にとってはさらに大変だったでしょう、複数の言語で演じるのは難しいことです。でもそれで問題になった記憶はありません。素敵な思い出ばかりです。(日本語で)“頑張ってね”」と瀬戸にエールを送った。