瀬戸朝香　「国を離れても応援してくれてる人がいる」24年ぶりの再会に涙

意外な人物も、瀬戸のことを覚えていた。この建物の家主は、瀬戸を見て「変わっていないですね。あなたはそのままですね」という言葉と共に、24年前に一緒に瀬戸と撮った写真を見せた。「持っててくれたんだ。泣きそう」と、瀬戸は思わず涙ぐむ。

そして、「すごくうれしい。写真はその当時撮ったかもしれないですけど、無くなってても当然だし、日本人の私なんて香港で別に有名でもないし。それを24年もとっててくれたことがうれしいし」「国を離れても応援してくれてる人がいるんだって今分かった瞬間に泣けました」と、24年経っても自分のことを覚えていてくれる人がいたことへの喜びと感動を口にした。

瀬戸は、今回の香港の旅を「作品的には本当に、心に残る、自分の中でも自信につながる作品だったと思うので。改めて今回来て、それを実感できた。自分が今まで歩んできたのは間違いじゃなかったのかな、とか。そういうふうに思いますね」と振り返る。「逃げたりするのって結構簡単じゃないですか。もうやめたって。でもそれを辛くても乗り越えた時って絶対喜びに変わるし、こうやって後で振り返った時も笑って思い出せる」と、感慨深く語った。

俳優としてのキャリアを再スタートした瀬戸にとって、24年前の香港での挑戦は、困難を乗り越えたかけがえのない経験となっていた。

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写真提供：（C）日テレ