とろサーモン・村田らが水害から人命を守る自衛官を熱演!限られた時間の中、多くの救助にあたるための驚きの突破術とは
2025.6.13 11:15
お笑いコンビ・とろサーモンの村田秀亮、アイドルグループ・A.B.C-Zの塚田僚一らが、6月12日放送『THE突破ファイル』の再現VTRに出演。命がけの救助作業にあたる陸上自衛官役を演じた。
番組では水害の脅威をテーマに、いざという時に身を守るための突破劇について放送。200年に一度と言われた未曾有(みぞう)の集中豪雨による河川の氾濫を前に、水没した周辺地域でヘリコプターを使った救助が行われた。
機長・村田の冷静な判断により、濁流から逃げ遅れた人々を次々と救助していく。その後、自衛官たちが向かったのは、周囲が水没したマンション。その屋上には6名の住人が助けを求めていたが、屋上は狭く、避雷針も立てられていることから、ヘリコプターの着陸は断念された。
そこで隊員の塚田が空中から屋上に降り、住人たちを引き上げる“ホイスト”を行うことに。機体が揺れると、ケーブルにつられた隊員や要救助者が振り子のように振られてしまうため、空中で静止する、パイロットの高度な操縦技術が要求される。
村田のたくみな操縦により、屋上へ降り立った塚田だったが、ここで建物内に逃げ遅れた高齢の女性がいることが発覚。塚田自ら階下に降りようとするも、村田は「まず屋上の要救助者を収容する。それが最優先だ」と制止。そのため住人たちが救助に向かうと、高齢の女性は頭にけがを負い、部屋に倒れ込んでいた。
なかなか帰ってこない住人たちに、塚田は再度「2階を確認してきます!」と走り出す。はじめは「勝手な行動は許さん!」と声をあげた村田も、残りの燃料などを計算し5分間の捜索を許可。
そして女性が倒れている現場に到着した塚田は、頭部打撲で女性をむやみに動かせない状況下、2本の物干し竿(さお)に毛布を巻きつけた応急の担架で、女性を担ぐことに成功した。ちなみに担架を作る際には、毛布がズレないよう摩擦を利用して、端の部分を15センチ以上余らせて、重ねて折り返すことが重要だという。