中村獅童ファミリー 妻・沙織さんが明かす「歌舞伎が嫌ならやめてもいい」という考え方
2025.6.10 12:20
歌舞伎役者・中村獅童の妻・沙織さんが、6月4日の『人生が変わる1分間の深イイ話』に出演。獅童の母・陽子さんから受け継いだ、子どもたちと歌舞伎に対する考え方を明かした。
この日の放送テーマは、『強い女性は本当に幸せなのか?2時間スペシャル』。VTRでは、“梨園の妻”ならではの活動から、やんちゃ盛りの陽喜(はるき)くん(7)と夏幹(なつき)くん(4)との生活まで、沙織さんを軸に中村家の様々なエピソードが紹介された。
ある日、老舗人形焼き店のアンバサダーとしてPRに臨んだ息子2人。テレビ番組の取材中、ついふざけてしまい、沙織さんは「よく見て。こんなにたくさんの大人の方がいらっしゃっているから。ちゃんとしてくださいよ。お願いしますよ」「はるくんたちのためにお仕事してくださってるから、ちゃんとしてくださいよ」と厳しくたしなめる一幕も見られた。
また、息子たちが歌舞伎の役をもらったときには、自宅での稽古にも付き合い、沙織さんが教えることもあるそう。VTRでは、萬屋一門総出の大舞台である『四国こんびら歌舞伎大芝居』に出演する、陽喜くんと夏幹くんを指導する沙織さんの姿が。
息子2人の役どころは、演目の冒頭で観客をわかせる重要な役。週3回の稽古には沙織さんが常に付き添う。台詞を覚えるのは早いそうだが、気持ちを込めたり、動きをつけたりが難しく、その点は先生に指導をしてもらう一方で、家に帰ったら沙織さんによる復習。「声の出し方とか、フリとかはパパ(中村獅童)に教えてもらうんですけど、もう一個前の基礎のセリフを入れるとか、こういう立ち回りをするとか、そういうのは私が教える」のだそう。
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