【先週読まれた人気記事】6歳の長男の母・peco「全部奪ってしまうのも切ない」　近年増えている子どものSNS犯罪被害…つい、いきすぎる親の防犯意識に葛藤

■親の危機感と葛藤

すると枡田が、「息子が高学年になってきたので、プライバシーな部分もあるだろうし。友だちとのこのやりとり、聞かれたくない部分とかもね、出てくるだろうし」と切り出したが、「そこは尊重してあげたい気持ちもあるけど。でもね、“何かあったら”って思ったら、後悔してもしきれないから」と母親としての本音を告白。

それを受けて清永先生が、「心配しているお気持ちすごくよくわかるんですね。だけど、子どもはやがて大きくなって自立していくので、子どもの自立する力とか、判断能力みたいなのを育む妨げになってないかっていうのを1つポイントとして考えて欲しいなと思います」と反応。

そして、“危機への知恵・知識力”、“体力”、“コミュニケーション力”、“大人力”という4つの力が“被害に遭わないための『安全基礎体力』”（出典：『子ども安全ガイドブック』（株）ステップ総合研究所、2024）であることを示し、それら4つの力を「育てる妨げになってないかっていうのを目安にしていただけるといいかなっていうふうに思います」とアドバイス。“子どもの防犯”について理解を深める夜となった。

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写真提供：（C）日テレ