【先週読まれた人気記事】6歳の長男の母・peco「全部奪ってしまうのも切ない」 近年増えている子どものSNS犯罪被害…つい、いきすぎる親の防犯意識に葛藤
2025.5.28 08:15■SNS上で子どもに近づく犯罪者の“手口”
実際に、SNSに起因する犯罪被害児童数の推移を見ると、2024年は小学生だけでも136人に上る(出典:「令和6年における少年非行及び子供の性被害の状況」警察庁生活安全局人身安全・少年課)。それを受けて上田が「本当にこの10年くらいで大幅に増えてますね」と驚きの声を上げると、清永先生は「この10年で本当に4倍くらいになっていて。その被害者(18歳未満の子ども)の約7割が、被害者自身の投稿とかアプローチをきっかけに加害者と知り合って被害に遭っているっていうケースがとても多くて」と犯罪のきっかけについて危惧。
さらに清永先生が、「犯罪者にとっては、子どもになりすまして接近するっていうことがネットの中では非常に容易なので。“歳も同じだし同じゲームも好きだよ”、“僕だけが君のことよく知ってるよ”とかっていうふうに接近してくる」とその手口を明かすと、出演者たちは真剣に聞き入った。

続けて、長男(小4)、長女(小2)、二女(年長)の3児の母・枡田絵理奈は「私が発信するもので子どもが巻き込まれるっていうことも色々とあると思うので」と切り出し、「私がSNSに子どもの写真とかを投稿する時には、“耳までしっかり隠そう”っていうのを意識してまして」とSNSの投稿について徹底していることを吐露。
他にも「特徴的な洋服とかを着ている写真を載せてしまうと、後から“あの服ってなんか見覚えある”ってなるかもしれないので。シンプルな服を着ている時の写真しか載せないとか、色々と気をつけてはいて」と打ち明けると、スタジオからは驚きの声が上がった。
他にも、田中が、SNS上に子どもの写真を投稿する時、“どこまで載せていい、どこまでがダメ”という判断に毎日悩んでいるという話題を上げ、長男が6歳になったpecoも“親の危機感だけで(SNSを通じた出会いの機会を)全部奪ってしまうのも切ない”という葛藤があることを明かすと、上田は「“ちょっと私過敏になりすぎてるのかな?過保護になりすぎてるのかな?”なんていうふうに思ったりする部分ってあるの?」と質問。