日本人の約4人に1人が悩む頭痛…その種類によって異なる、適切な対処法とは?
2025.6.4 11:15ここで五十嵐先生が「頭痛によって対処方法が違うんですよ。ですから、ご自分の頭痛がどのタイプかなってことはとても大事です」と提案すると、頭痛持ちだという雛形あきこが「光に弱いっていうのが分かって。できるだけ日傘だったり、サングラスだったり、帽子だったりで、カバーできるんだったら、カバーしてみたいな」と普段の対策を告白。それに対し五十嵐先生は「サングラスはとても大事ですし。それから寒暖差で頭痛が起こる方は、やはりスカーフを巻くとかですね、エアコン対策ですね」とアドバイス。

さらに片頭痛に悩む加藤夏希も「私はカフェインを摂取すると落ち着くんですよ。なので、ひたすらコーヒーを飲むようにしてますね」と切り出すと、五十嵐先生は「軽い頭痛でしたら、コーヒー飲んで楽になる方もいらっしゃるんですね。ただあんまり飲み過ぎると、今度はそのカフェインからちょっと遠ざかった時に、反跳性の頭痛が起こることがあるので。やっぱりカフェイン摂り過ぎは注意なんです」と提言し、驚きの声が上がった。
そして、年間で考えると3分の1か半分くらいはずっと頭痛だという、いとうあさこが「薬ってずっと飲んじゃうと慣れちゃう?」と頭痛薬との付き合い方について質問すると、五十嵐先生は「今出ている頭痛の薬は、飲み過ぎて耐性ができるとかそういうことはないんですね」と回答。

続けて「例えばですね、(頭痛に)なりそうな時に先に飲んじゃうって、それダメなんですよ。それをやってるとお薬飲み過ぎになってしまいますね」と注意点を口にし、「月にですね、鎮痛薬を10日〜15日飲んでらっしゃって、そういう状態が3か月以上続いていると、今度は薬剤の使用過多による頭痛、薬物乱用頭痛っていう状態になっちゃうんです。そうするとさらに頭痛が増える。で、頭痛もひどくなる。その堂々巡りになってしまうんです」と注意喚起し、“頭痛の悩み”への理解を深める夜となった。
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