日本人の約4人に1人が悩む頭痛…その種類によって異なる、適切な対処法とは？

それを受けてMCの上田晋也が、自身の妻の話を持ち出して「例えば娘の受験とか抱えてて、受験が終わったってなると、何かホッとして片頭痛になったりするみたいなんですけど」と相談すると、五十嵐先生は「ストレスがかかった時にも片頭痛がありますけども、そのストレスから解放されて“やれやれ”って時にも、片頭痛の人って起こるんですね」と返し、昼寝後の頭痛を抑えるために昼寝は30分以内に抑えるよう提言。するとスタジオからは驚きの声が上がった。

続けて、頭の両側が締め付けられるような痛みを発症する、日本人の有病率22.4％だという緊張型頭痛について、「これは肉体的とか、精神的ストレスですね。そういうことで筋肉がグーッと緊張する、収縮する。そのことによって痛みを起こす物質が分泌されたり、神経を刺激して頭が痛くなるっていうふうに考えられています」と解説。片頭痛と緊張型頭痛の両方を持っている人も多いといい、「温めて良くなるのは緊張型頭痛で、前の方を冷やしたいなって時は、片頭痛なんだと思いますね。一般的にはですね、片頭痛の人は痛みがある時にお風呂に入ったら余計痛くなりますね」と区別の仕方を伝授。

そして、1〜2か月ほぼ毎日継続して、30分〜2時間ほど片側の目の奥に激しい痛みが起こる群発頭痛は男性に多いといい、上田が「生活できないじゃないですか、学校行ったり、会社行ったり」と驚きの声を上げると、五十嵐先生は「夜中痛くなることが多いんですけども、そうすると日中平気なので、本当に“頭痛があんの？”とか誤解されちゃう方もいらっしゃるわけですね」と、日中の生活に支障があることを示唆した。