『スター・ウォーズ』のR2-D2にはピンク色バージョンが！？映画本編にも登場した仲間に秘められた感動エピソードとは

このアルビンさんの決断により作業は急ピッチで進み、ついにR2-KTが完成。すぐさまケイティちゃんの元に届けられると、ほとんど立つことすらできないほど弱っていたケイティちゃんの顔がパッと輝き、「R2-D2だ！しかも私の大好きな色に塗られてる！」と大喜びで立ち上がり、届いたばかりのR2-KTに抱き着いたという。その日からケイティちゃんはR2-KTに見守られ続け、その3週間後に天国へと旅立ったのだった。

以来R2-KTは『第501軍団』と共に病気の子どもたちを訪れ、勇気づけるようになっていた。そしてある日、映画のスタッフから正式に『スター・ウォーズ』本編への出演オファーがR2-KTの元に届けられたのだという。

エピソード7のエンディング間近の一瞬ではあったが、しっかりと本編への出演を果たしたR2-KT。その後ルーカスフィルムの社長から正式にスター・ウォーズのキャラクターとして認められ、現在ではビルダーズクラブのメンバーによって世界中で30体ものR2-KTが作られたという。

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写真提供：（C）日テレ