アニメ『夜桜さんちの大作戦』トラップだらけの夜桜屋敷にSNSも笑い「地獄の日常w」

2024.4.26 18:25

アニメ『夜桜さんちの大作戦』の第3話『気持ち』が4月22日にBS日テレで放送された。自らの無力さが原因で六美(むつみ)がさらわれる夢をみた太陽は「強くなりたい」と願い、二刃(ふたば)に特訓を申し込む。太陽の熱意をくみ、二刃から特訓を受ける条件としてまずは「1か月間、夜桜家で生活すること」を提示される。そんな太陽を待ち受けるのは、屋敷中に設置された多種多様なトラップたち。太陽にとって、夜桜屋敷での地獄の日常が幕を開ける。

(以下、アニメ最新話までのネタバレを含みます)

◆六美を守るため、地獄の修行に挑む太陽

夜桜家に婿(むこ)入りした太陽は、自らの無力さが原因で六美がさらわれる夢を見る。太陽は長女の二刃に「俺を強くして欲しいんです」と頭を下げる。二刃は「常人のあんたに合わせて少しずつ育てる予定だから」と答えるが、太陽は「それじゃ遅いんです!」「六美のために強くなりたいんです」と懇願(こんがん)するが、二刃は太陽を合気道の技で投げ飛ばしながら「気持ちでどうにかなるほどこの世界は甘くないよ」と言いつつも、「六美を思ってくれるあんたの気持ち、むげにはしたくないね」と太陽の思いを受け取り、特別な訓練を受けさせるため、太陽を1か月夜桜の屋敷に住み込ませることにした。

六美と嫌五(けんご)と七悪(ななお)

◆トラップだらけの夜桜屋敷にSNSも笑い

しかし、この夜桜の屋敷はスパイ訓練専用のトラップだらけだった。まず、朝7時。鳩時計が朝を告げるが、太陽はなかなか起きない。すると次の瞬間、鳩時計が大爆発。あわてて廊下に飛び出す太陽だったが、今度は廊下の天井から現れた火炎放射機の炎が太陽をおそう。

なんとか朝食にありつけた太陽だったが、実はその朝食にも少量の毒が入っていた。毒でお腹を下した太陽はトイレに駆け込むが、トイレには頑丈なセキュリティー装置が。このトイレに入るには錠のピッキングと、1分ごとに更新されるパスワードを打ち込まないといけない。これらのトラップはスパイに必要な毒の耐性や解析する力などを養うためのもの。結局、太陽は根をあげ、四怨(しおん)に助けてもらう。

天才ハッカー、次女の四怨

こうして、太陽の1か月間の修行が始まった。テレビをつけるのも、部屋の中から庭にあるリモコンを射撃しないといけない。さらに、普段の学校生活でも、重さ30キロのシャツを着て、筋力をつける。そんな地獄のような修行も、太陽は六美を守るため、文句を言わず黙々と続ける。六美は思わず「そんなに自分を追い詰めないで」と太陽に声をかける。そんな太陽のことを、夜桜家の兄弟たちも次第に認めるようになる。

夜桜家で修行を受ける太陽

3週間後には大抵のトラップには引っかからないようになっていた太陽。しかし、ある日の朝食、トイレに駆け込もうとした太陽は、そのまま倒れ込んでしまう。七悪(ななお)の部屋に運び込まれた太陽は、過労から来る熱と診断される。二刃は「しっかり体を休めな」と励ますが、太陽はかすれた声で「ちゃんと残り1週間生活してみせます」と強がる。しかし、二刃は「この体でかい?」と太陽の皮膚をつかみ、引きはがした。そこには包帯まみれでボロボロになった体があった。

「異常な成果の影には異常な手段が必ずあるんだ」と二刃。実は、六美を守るため、異常なまでに努力をする太陽の姿に心を打たれた兄弟たちが、傷の治療をしてあげたり、傷を隠すための擬皮(仮の皮膚)作りに協力してあげていたのだった。「自分すら大事にできないやつに、誰かを大事になんかできやしない」と叱り、七悪の部屋を出た二刃。しかし彼女は「気持ちでどうにかなるほどこの世界は甘くないよ」という太陽への言葉を思い出し「甘いのはあたしだったね」と、太陽の熱意を認めるのだった。こうして、全てのトラップをクリアした太陽は、夜桜の一員として認められることになった。

SNS上では「地獄の日常w」「ご飯に少量の毒って何だよ」「トイレ厳重で笑った」と、夜桜屋敷のハードすぎるトラップに大きな反響があった。

TVアニメ『夜桜さんちの大作戦』第4話
4月28日(日)TBS・MBS系列にて放送予定
4月29日(月)よる10時30分〜 BS日テレにて放送

©権平ひつじ/集英社・夜桜さんちの大作戦製作委員会・MBS

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