キングコブラを素手で捕獲せよ!…『市民防衛隊』の危険極まりないリアル訓練に密着

2024.1.22 19:00

ニシキヘビなど危険な動物から市民を守るマレーシアの『市民防衛隊』の活動が1月21日放送の『世界¥コノ映像いくらデスカ?』で放送され、スタジオでは驚きの声があがった。

マレーシアの珍しい映像を、現地のカメラマンが撮影し、価値ある映像は日本テレビのアーカイブとして残すために高額で買い取る、というこの番組。現地の報道番組で数々の現場に赴きニュースを伝えてきた熱血カメラマンのバドさんは、マレーシア市民を守るために活動中の『市民防衛隊』の活動に密着した映像を紹介した。

バドさん

国土の60%をジャングルが占めるマレーシアでは、危険な野生動物が市街地に出没し、市民の生活を脅かす事件が頻発。そんな野生動物を保護して市民の安全を守るべく、『市民防衛隊』に専門部隊が作られていた。バドさんは防衛隊の本部と交渉し、なんとか撮影を許可してもらったという。

市民防衛隊

専門部隊が訓練を行う支部にやってきたバドさんが早速撮影したのが、体長4mを超える本物のキングコブラを使った捕獲訓練。しかも道具がない時を想定して素手で捕獲するという危険極まりない訓練だった。

隊員が注意深くコブラに近づき、素手で首元を捕まえる中、バドさんは「迫力ある映像が見たいだろ?」と、コブラのすぐ近くまでカメラを近づける。少しでも隙を見せると勢いよく襲い掛かろうとするコブラに「怖くて漏れそう…」と怯えてしまうバドさん。女性隊員の訓練中には隊員の捕獲から逃れたコブラがバドさんに近づこうとする危険な状況に。隊員がしっかりと捕獲して事なきを得たがバドさんは「もう嫌だ、勘弁してくれ…」と今にも泣きそうな表情になっていた。

コールセンターを取材していると、民家にミズオオトカゲが現れたという市民からの通報が入る。すぐさま出動する防衛隊について行くバドさん。逃げ込んだミズオオトカゲを撮影しようと屋根裏の狭いスペースにカメラを突っ込むも、トカゲは逃亡してしまい“撮れ高”無しに。

帰ろうとする隊員の元に新たな通報が入りすぐさま現場に直行。民家の側溝の奥に何か潜んでいたものを撮影するため、小型カメラを側溝に突っ込むバドさん。映し出されたのは巨大なニシキヘビだった。隊員たちの懸命な捕獲作業により、7mを超える巨大なニシキヘビの確保に成功。その一部始終をバドさんのカメラが捉えていた。

この映像をいくらで買い取るかを審査したお笑いコンビ・インディアンスは「ニシキヘビとバドさんとの体の張り方がバッチリ」と、15点満点中14点という高得点。リモートで東京から審査をしていた日本テレビアーカイブセンターの鈴木渓は12点。減点理由としてインディアンスと同じく「ミズオオトカゲが見たかった」ことを挙げつつ、「マレーシアの市民防衛隊というユニークな組織のことは知らなかった。これは日本テレビで間違いなく最初の映像になると思う」と希少性を高く評価。

日本テレビ・アーカイブセンター鈴木渓

合計26点を獲得したバドさんの映像は、日本円にして26万円相当の価格で買い取られた。

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写真提供:(C)日テレ

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