門脇麦主演 新日曜ドラマ「厨房のありす」 撮影外でも厨房に入り浸り?!会見で驚きの裏話が続々!

2024.1.18 14:30

1月21日(日)よる10時30分スタートの日本テレビ系新日曜ドラマ「厨房のありす」。初回放送に先駆けて、主演の門脇麦をはじめ永瀬廉、大森南朋、前田敦子、木村多江の豪華キャスト5人が登壇する制作発表記者会見が開催された。
5人のキャストが披露した撮影秘話とは?

本作は自閉スペクトラム症の天才料理人・八重森ありす(門脇麦)と、彼女を取り巻く人々が繰り広げる、優しく温かい物語であり、ありすをめぐる過去の事件の謎が解き明かされていくハートフル・ミステリー。

記者会見は、主人公ありすが営む小さな料理店『ありすのお勝手』のセットで行われた。レトロで温かい雰囲気が漂う、本作を象徴するような空間となっている。門脇は、「人と接するのが苦手なありすのために、厨房からお客さんを観察する小窓が作られていたり、ありすの好きな“うさぎ”がいろんな所に隠れていたり、隅々までスタッフの方々の愛情が詰め込まれています」と紹介。

会見開始早々から和気あいあいの5人。ありすを演じる門脇は「ありすは自閉スペクトラム症の特性で、人とのコミュニケーションや、大きな音、人と目を合わせるのが苦手。お料理で人を喜ばせたいという気持ちをとても強く持っていて、彼女なりに人と関わっていきたいと一生懸命頑張っている人です」と、役柄への思いを語った。

「料理は化学です」が口癖で、化学の知識をもとに料理を作るありす。演じる上での苦労もあるそうで「化学式のセリフが膨大なので、日々追われています。今までの作品でセリフを覚えるのは撮影の1日前か当日の朝だったんですけど、今回はさすがに追いつかなくて3日前から覚えています」と門脇。すると、門脇が普段は撮影の直前にセリフを覚えることを知った永瀬ら4人から「ええーっ!?」と驚きの声が上がる。

さらに、門脇はセリフとの格闘について「脳みそが爆発しそうで、初めてセットで撮影した時に化学式をバーッとしゃべるシーンで鼻血が出ちゃったんですよ」と衝撃の告白! 4人をまたも驚かせる。大森は「台本を読んで、麦ちゃんのセリフ量にゾッとした(笑)」と語り、永瀬は「麦ちゃんは、本番になると一切かまなくなるんです。麦ちゃんのすごさを感じます」と、苦労しながらも長ゼリフをこなす門脇を絶賛。「映像作品ではあまり緊張しないんですけど、今回は長ゼリフで初めて緊張しています」という門脇の熱演に、期待が高まる。

永瀬が演じるのは、『ありすのお勝手』で働き始める謎の青年・酒江倖生。「倖生がどういう目的で『ありすのお勝手』に来たのかは、徐々に明かされていきます。過去にいろいろと抱えている役なので、どこまで言っていいのか…」と、ミステリアスな倖生にまつわる驚きの展開が待ち受けていることをうかがわせる。

大森が演じるのは、ありすの父でゲイ、化学を研究する大学教授・八重森心護。大森が「素敵で優しい人物として捉えて演じています」と語ると、前田が「優しさを感じます」とうなずく。

そんな前田が演じるのは、『ありすのお勝手』で働く、ありすの幼なじみにして元ヤンという三ツ沢和紗。「私は、ミステリー要素ゼロ(笑)。ありすの大ファンである和紗の家族たちがわちゃわちゃと登場するので、そこは安心して見ていただければ。ありすの良さを分かっている和紗は、ありすと、お店に来てくれる皆さんをつなぐ架け橋の役割を担っています」とコメントした。

大手製薬会社CEOの娘で、ありすの過去を知るキーパーソン・五條蒔子を演じる木村は『ありすのお勝手』とは対照的なシチュエーションでの撮影が続いているという。「こちらの素朴な料理とは違って、五條家の食事はフォアグラとかワインとか。全然違う世界に生きている蒔子が、ありすたちとどう関わり、ミステリーにつながるのか、ほのぼのとした中にあるミステリーの要素を見逃さずに見ていただけたら。でも私も、こちらに来たいです(笑)」という木村のホンネに『ありすのお勝手』チームの4人から、ホッコリとした笑いがこぼれた。

本ドラマでは、料理店『ありすのお勝手』で作られる、おいしい料理の数々も本作の注目ポイント。撮影に使われる料理がおいしくて、料理を作る調理場が門脇と永瀬のお気に入りの場所になっているのだとか。「入り浸っているんです。ずっとあそこにいるよね?」と門脇が言えば、「楽屋をあそこにしてほしいと言ってるんですよ。撮影でいただくご飯がおいしいのが楽しみでもあるし、元気をもらっています」と永瀬。一方、大森は「料理は、お芝居の中でいただいています。僕は永瀬くんみたいにはみ出したマネはしていないです(笑)」と“大人”なコメントを残した。

永瀬は「はみ出してたんですか、僕!?」と気付いて驚きながらも「昼休憩中に、スタッフの皆さんがご飯の準備をしている目の前で食べているんで…迷惑かな?でも、この状況が楽しいので、このままはみ出していきたいです(笑)」と、料理に夢中な気持ちは抑えきれない様子だ。

最後に門脇は「不器用な愛すべき登場人物たちが人を理解しようと努力すること、他者と向き合い、寄り添い合い、支え合い、生きていこうとして頭と心をいっぱい使っている人たちが、たくさん出てくるドラマです。人と人とが関わっていくことは、そういう日々の努力の積み重ねなんだなと演じる私自身が痛感しています。『おいしいご飯を好きな人と食べたい』と思っていただけるドラマになるよう、キャスト・スタッフ一同、毎日一生懸命撮影していますので、楽しんでいただけたら」と意気込みを語った。

【ストーリー】
「料理は化学です」――街の小さなごはん屋さん『ありすのお勝手』の店主・八重森ありすは、マイペースで人とのコミュニケーションが苦手な自閉スペクトラム症(ASD)。

大きな音も、空気を読むのも苦手だし、物は何でも真っすぐにそろえないと気が済まない。でも…ひとたび包丁を握れば、大好きな化学の知識をもとに、おいしくてやさしい料理を生み出す天才料理人!

幼なじみのホール担当・三ツ沢和紗と2人で切り盛りする『ありすのお勝手』は、ランチ時には客足が絶えない、知る人ぞ知る人気店だ。

そんな『ありすのお勝手』に、住み込みのバイトを希望する青年・酒江倖生がやって来て、ありすの人生がビミョーに変わり始め…。

過保護な父・心護に見守られながら、超マイペースな天才料理人・ありすがみんなの心をおいしいごはんで温める!そんな彼女の生い立ちと家族には、本人も知らない重大な秘密があった――。

ミシュランでも老舗でもない…だけど心も体も癒やされる。きっとあなたも通いたくなる、切なく心温まる謎多き料理店、ついにオープン!!

新日曜ドラマ「厨房のありす」は、1月21日(日)よる10時30分スタート

写真提供:(C)日テレ

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