新曲『唱』リリースのAdoに独自取材:全国ツアーの北海道公演で驚いたこととは……?

2023.9.11 19:00

9月6日に新曲『唱』をリリースしたAdoに、entax取材班が単独インタビュー! 後編では、現在全国を回っているツアーについてや、毎週生放送に挑んでいるラジオについて、印象に残ったエピソードを聞いた。

(前・後編の後編/前編はこちらから

■北海道公演はおとなしめと聞いていたけれど……

――現在、6月から開催中の全国ツアー「マーズ」も終盤です。どんなツアーになっていますか?

Ado 初めて行く場所も多いのですが、各地でお客様の反応や歓声が全然違って面白いです。

――どこの公演が印象に残っていますか?

Ado そうですね。どの会場もお客様と触れあえて楽しいのですが、北海道公演は印象的でした。北海道へ行く前に周囲のスタッフさんから「他のアーティストさんのライブを見ても、北海道はわりと静かでおしとやかなお客様が多い」と聞いていたので、盛り上げるためにグイグイがんばろう!と思っていたら、そんな話はウソ!?だったと思うくらい皆さんがパーティーピーポーでした(笑)。「Adoちゃーん、何してんのー?」と明るい感じで声掛けしてくださって驚きました。9月9日は大阪公演があるのですが(大阪公演前に取材)、声出しが完全解禁されてからの大阪は初めてなので、反応が楽しみです。

――ファンの年齢層はどんな感じでしょうか?

Ado これがありがたいことに本当に幅広くて。例えば埼玉公演では、私と年齢層が近い20歳前後の方が多いように見えたのですが、香川公演ではお子さんの声がけっこう聞こえて、ファミリー層が来てくださっていたのがステージからも見えました。男女比もちょうど50:50くらいの印象でしたので、年齢性別問わず楽しんでくださっているのがありがたいです。

■広島公演では「ウニホーレン」に舌鼓

――各地でグルメを楽しむ時間もあるのでしょうか?

Ado はい! 北海道ではお寿司や海鮮丼を楽しみました。広島では牡蠣(カキ)や、『ウニホーレン』というウニとバターしょうゆ味のほうれん草を組み合わせた名物があったのですが、そのウニが濃厚でとろけるような感じですごく美味しかったです。香川では、本場の讃岐(さぬき)うどんを初めて現地で食べたりもしましたし、食事も楽しんでいます。

Ado『唱』ジャケット写真

■ラジオ番組では浜辺美波や福原遥をゲストにトーク

――今年は4月からラジオ『オールナイトニッポン』で毎週月曜深夜の生放送を担当されています。「歌い手」姿とのギャップも素敵ですが、ラジオに挑戦してみていかがですか?

Ado 歌とは違って、生放送でしゃべるという難しさを感じています。歌には歌の難しさやこだわりがあってそれは自分でも体感していますが、ラジオでも「こういうところを意識して大事にするんだ。こうすれば面白いのかな?」という発見がいっぱいあります。それはリスナーとしてラジオを聞いているだけではわからないことだったので、挑戦してみないとわからないことって本当にいっぱいあるんだな、というのを現在進行形で感じています。

――ラジオで話すために、例えばどんなところを意識するようになりましたか?

Ado 毎週フリートークの部分があって、そこでは自分の身に起こったことや自分が感じたことを話すのですが、「〇〇した、面白かった、以上!」じゃダメだなと。「〇〇するにはどういう目的があって、その目的が達成できた時にどう思ってどういう気づきがあったのか、出来事が終わってからどうだったのか」といった、話の組み立てを毎週がんばらなくてはいけない。これを毎日毎週やられている方々は本当にすごいな、と尊敬しちゃいます。

――浜辺美波さんや福原遥さんなど同世代の女優さんをゲストに招いたりもされていますね。

Ado ゲストの方がいらっしゃるとそこから話が広がるので本当にありがたいです。

――自然体のトークが素敵でした。浜辺さんとは互いを「ドンちゃん」「かっちゃん」と呼び合っていらっしゃるんですね。

Ado 本当にそう呼び合っているので、そのまんまです(笑)。

――最後に、今後挑戦していきたいことがあれば教えてください。

Ado 今後はライブのパフォーマンス力をもっと上げていきたいです。まさか今年ラジオの生放送を毎週担当することになるとは自分でも思っていませんでしたが、今までの自分では考えられなかった奇想天外なことであっても今後も挑戦していきたいです。

あとは、作詞をしてみたくて……まだ恥ずかしくて世には出せないポエミーなワードをメモしたものが携帯には入っています。それがいつ世間に解き放たれるのかわかりませんが、ため込んでいるんだから出したいなと思いながら地道に書いています。ボイスメモじゃなくて、思いついた言葉を打ち込んでいます。

――楽しみにしています。

Ado そうですね、いつか世に出せたら。

【Ado(あど)Profile】
2002年10⽉24⽇⽣まれの歌い⼿。
2020年に『うっせぇわ』でメジャーデビューを果たして社会現象を巻き起こし、2022年1⽉に発売した1stアルバム『狂⾔』はロングヒット中。同年8⽉に公開した映画『ONE PIECE FILM RED』では主題歌/劇中歌を含む全7曲の歌唱を担当。CDアルバム『ウタの歌ONE PIECE FILM RED』もランキングを席巻し、12⽉からは初の全国ツアーを開催した。
2023年6⽉からは初の全国ホール&アリーナツアー「マーズ」を開催中。

【作品情報】
『唱』
2023.9.6 (水) Digital Release
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン「ゾンビ・デ・ダンス」新テーマソング

クオカードプレゼントキャンペーン2024

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