実力派女優・北香那も絶賛!小池栄子の“視野の広さ”はどこから来るのか【ドラマ『さよならノワール』独自インタビュー】

実在の警察組織「犯罪被害者支援室」を舞台としたフジテレビの新ドラマ『さよならノワール』(7/7スタート)。entaxでは、本作で“バディ”を務める小池栄子と北香那に独自インタビュー! ふたりにとって“人生最高の数日”は? 北が憧れた小池の“視野の広さ”のワケは? カメラが回っていない時間でも、本当の先輩と後輩であるかのような息のあった雰囲気が見てとれた──。
※本作の演技は“頭痛”がするほど難しい? 刺激的な撮影現場を語る特別インタビューも公開中!

本作『さよならノワール』は、小池演じる元暴力団対策係(現:組織犯罪対策係)の刑事・黒木夏海(くろきなつみ)と、北演じる対人コミュニケーションが苦手な心理学者・白石絵梨子(しらいし・えりこ)が、“人生の歩みを止められてしまった人々”に寄り添っていくオリジナルの警察ヒューマンドラマ。

7月7日(火)21時から放送の第1話では、ラーメン店で発生した火災により、店主の夫を亡くした妻・小西さくら(北乃きい)をサポートすることに──。

小池栄子と北香那の写真
黒木夏海(演:小池)と白石絵梨子(演:北)

小池「人生“最悪の数日”は、とても話せない(笑)」

──オリジナル脚本の本作。おふたりは、物語の結末を知らないまま撮影を進めているそうですが、こうした制作スタイルは演じ手にとっていかがですか?

小池:楽しい部分でもあるけど、不安もあります。でも、それが本来リアルなんだろうなとも思っているんです。普段はどうしても、ゴールが見えると逆算して演じる癖があるんですが、今回は先が見えない怖さもあれば、「でも、もしかしたらその方がいいのかも」って(気持ち的に)揺れながら撮っています。

──撮影しながら、結末が見えてきたりは?

小池:それがないんですよね(笑) なんとなく伝えられていることはありますけど、全然分からない! どこかで、誰かが亡くなるかもしれないし…とは思っていますけど(笑)

北:誰もいなくならないでほしいですね! きっと大丈夫!(笑)

戸田恵子の写真
本作は豪華出演陣にも注目!戸田が演じる田村貴子(たむらたかこ)は、夏海たちと同じ犯罪被害者支援室に所属する臨床心理士
荒川良々の写真
荒川良々は刑事課・課長の桑原栄二(くわばらえいじ)を演じる

──第1話で、夏海が絵梨子に「人生最悪の数日は?」と問いかけるシーンがありますが、おふたりは「人生最悪の数日」、または「最高の数日」を挙げるとしたら?

小池:最悪の数日なんて、とてもじゃないけど話せないですね(笑) でも、それを乗り越えて今ここにいます!って感じかなぁ。逆に最高の瞬間(数日)は、犬の出産に立ち会ったときです! ちょうどコロナ禍で、仕事が3か月お休みだった時期と重なって──犬を飼うのも初めてでしたし、動物の出産に立ち会うのも初めてで、生まれてから3か月育てて譲渡するまで全部経験したんです。本当に、何にも代えがたい宝物みたいな時間でした。

北:それで言いますと私は、妹が生まれたときです! 私が10歳のときなんですけど。

小池:結構離れてるんだね。かわいいなぁ!

北:もともと妹がほしくてほしくて…!(笑) やっと生まれたってなったとき、すごく小さく──1900グラムくらいで生まれたんですけど、病院に駆けつけて、そのあと退院して家に来た瞬間は本当に最高でした! めちゃくちゃ幸せでしたね。

小池:いい話ぃ…!(優しい表情でスタッフと共感)

北香那の写真

北香那も憧れる、小池栄子の“バラエティ力”

──本作タイトル『さよならノワール』にちなんだ質問です。もし“最近の自分”または“未来の自分”にタイトルをつけるなら、「ノワール」の部分には何が入りますか?

小池:「(さよなら)今の自分」です、格好つけるなら(笑) 私はやっぱり、変化し続けていたいんですよね。同じ場所にとどまるのはあまり好きじゃなくて。この仕事って、毎回違う人と出会えるのがおもしろいじゃないですか。そんな仕事ってなかなかないと思うんです。だから、生涯どれだけの人たちに出会えるんだろうと思うと、きっとその未来は楽しいから──って感じですかね。

北:私は「さよなら青春」です。青春は楽しかったけど、10代の女の子ってやっぱりいろいろあるじゃないですか、人間関係とか。大人になってもその頃の経験がベースになっている部分があると思うんですが、そこにずっととらわれていたくない気持ちもあるんです。一度、“楽しかったし、いろいろあったもの”として青春を置いておいて、新しい大人の自分をちゃんと作っていきたい、今からでも形成していきたいなって思っています!

──ちなみに、小池さんは2028年にデビュー30周年を迎えますね。そんな“先輩”に、北さんから聞きたいことなどあれば、これを機に聞いちゃってください!

小池:ないでしょ、別に(笑)

北:いやいやいや、あります!(笑) 栄子さんって、本当に周りをよく見ていらっしゃるイメージがあるんですよ。その領域といいますか、あの視野の広さは余裕からなのか、経験なのか……どこから来るものなんですか??

小池:私の場合はクセだと思うけどね。やっぱりバラエティ番組を多くやってきて、ずっと“ひな壇”にいたってわけじゃないけど、周りを見る感覚はそこで身についたのかもしれない。

北:そうなんですね。なんか「見てます!」っていう雰囲気を出さずにちゃんと見ているのが、本当にかっこいいなって思うんです。こういう風になりたいなって!

小池:私はなんか、そうじゃない役者さんとかを見ると格好いいなって思う。そういうちょっと浮世離れした役者さんって、今なんとなく少なくなってる気がするし。

北:「我が道!」みたいな感じですか?(笑)

小池:そう。「SNSもやりません!」みたいな(笑)

北:そういう感じもありですね。でも、私の好みは栄子さんみたいな…うん、カッコイイ!

小池:ありがとう(笑)

──では、最後に改めて本作の見どころを、代表して小池さん、お願いします!

小池:警察モノではあるんですが、宣伝でも“ちょっと新感覚”と言っていただいているように、“視点”がおもしろい作品になっていると思います。支援を求めている人たちの存在を知るきっかけになったり、「1人で抱え込まなくていいんだ」と思ってもらえたりするような作品になれたらうれしいです。いろんな人の力を借りながら前を向いて生きていけるような、そんな風に背中を押せる作品になったらいいなと思っています。

小池栄子と北香那の写真

【小池栄子 Profile】
1980年11月20日生まれ。東京都出身。イープロダクション所属。俳優としてドラマ『美少女H』(1998年)でデビュー後、テレビ、映画、舞台、CMなど幅広い分野で活躍。主な出演作は、ドラマ『ムショラン三ツ星』『新宿野戦病院』『地面師たち』『俺の話は長い』『鎌倉殿の13人』『マッサン』『こころ』、映画『地獄の花園』『グッドバイ〜嘘からはじまる人生喜劇〜』『記憶にございません!』『SUNNY強い気持ち・強い愛』『八日目の蟬』『接吻』など。

※公式HPはこちら

【北香那 Profile】
1997年8月23日生まれ。東京都出身。アルファエージェンシー所属。2010年に俳優デビュー。2017年から始まったドラマ「バイプレイヤーズ」シリーズでジャスミン役を好演し注⽬を集める。主な出演作は、ドラマ『再会~Silent Truth~』『替え玉ブラヴォー!』『ばけばけ』『魔物(마물)』『ガンニバル(シーズン2)』『どうする家康』、映画『「桐島です」』『あの⼈が消えた』『春画先生』など。

※公式HPはこちら

ドラマ『さよならノワール』
フジテレビにて2026年7月7日より毎週(火)21時〜21時54分 放送

【公式HP】
【公式X】

場面写真:(C)フジテレビ
取材・文・写真:entax編集部