町中華激戦区のカレーライスを味わう!500軒以上の町中華を巡ってきた神が、最後の晩餐に食べたい絶品カレーを紹介
ヒロミと小泉孝太郎の2人がMCを務める『オー!マイゴッド!私だけの神様、教えます』が12月6日に放送。町中華巡りの神が、おすすめの町中華カレーを巡った。
道行く人に、その人にとっての神様のような人を聞き、実際に会いに行くこの番組。今回は神B級グルメスペシャル。以前に登場した町中華巡りの神・松山斎(ただし)さんが再登場!これまで500軒以上の町中華を巡ってきた松山さんが、おすすめの町中華カレーを紹介してくれた。

「蕎麦屋のカレーがおいしいってよく聞くじゃないですか。同じ理由で町中華もラーメンスープで作るカレーなんで、お店ごとに味も全然違いますし、それこそお家では絶対出せない深みのある味がするカレーライスなんで、町中華のカレーも大好きですね」と愛を語る松山さん。1軒目に訪れたのは、東京・板橋区にある『栄楽』。板橋区は東京23区でも随一の町中華激戦区!その数は112店舗にものぼるという。

都営三田線志村三丁目駅から徒歩11分、閑静な住宅街に店を構える『栄楽』。店に入ると、カレーライスととんかつを単品で注文する松山さん。メインとサブを頼むのが松山流。「本当にもう板橋区は町中華の激戦区で、その中でもカレーライスといえばここかなと思ってます。最後の晩餐(ばんさん)もここでカレー食べてそのままこう…」とまで語るカレーとは?

実は福神漬けが苦手だという松山さん。福神漬けを先に平らげ、カレーを一口食べると、「うまい!ほんとうますぎますね!これ」と大興奮!町中華カレーのおいしさの秘密は、ラーメンに使う中華スープをカレーにも入れることだという。
ニンニクとショウガを(いた)めたところに豚バラを投入し、さらに玉ねぎ、にんじん、じゃがいもを加え、豚肉の脂で野菜の香りを引き出していく。そこへカレースパイスを振り入れたら、味の決め手となる鶏ガラと香味野菜からとった特製中華スープを入れる。1時間煮込み1日寝かせたら、最後に隠し味のミルクチョコレートを加えてコクと甘みをプラスするのだという。

「スパイスの味がバーンと立つよりは、スープのうま味が勝つんですよね。それが家のカレーじゃ出せないんだろうなと思って」と松山さん。じっくり煮だすため、スープを濁らせたり沸騰させないように営業中はずっとスープを煮ているという。そのため、夜の方がコラーゲンがたくさん出て、出汁も出て濃厚な味になるという。閉店間際だとラーメンスープが凝縮しておいしいという情報を初めて知った松山さんは、「今まで何やってたんだろうなって感じで、ちょっとショックでした」と落ち込む様子を見せる。

続いてとんかつを、店主おすすめの塩で食べてみると「バカみたいにうまいですね」と松山さん。見た目は分厚いが、肉はマシュマロくらい柔らかいという。カツカレーにすると、「カレーがやっぱめちゃめちゃうまいんで、カツに負けてないですね」とぺろりと平らげる松山さんだった。











