厳しすぎるコンプラに四苦八苦?学校、寺院、美容師…各業界で行われているコンプラ対策を大調査
12月1日放送の『月曜から夜ふかし』では、厳しさを増すコンプライアンスに対する各業界の取り組み方について調査。コンプラ対策に苦しんでいそうな芸人も登場した。
恒例の企画『夜ふかし的自由研究』で今回テーマにしたのは“様々な業界のコンプライアンス調査”。まずは教育現場。実際の中学・高校の教頭先生に話を聞くと、通信簿へのコメント1つにも相当気を遣っている様子。「オブラートに3重4重で包んで、それで書くのが普通」と言うこの先生にかかると、「落ち着きがない」という所見も「非常に活発である」「快活である」といったポジティブワードに大変身する。
試しに『クレヨンしんちゃん』の野原しんのすけの通信簿を想定してもらったところ、「探求心が旺盛」「物事を深く追求する」「社交的であり人との距離を縮めるのがうまい」と、“嵐を呼ぶ園児”が持つ“無限の可能性”に言及。仮にお尻を出して廊下を歩いていたとしても、「天真爛漫(らんまん)」の一言で言い表せてしまう。
寺院業界の悩みの種は年末の除夜の鐘。大みそかの風物詩とも言えるが、最近では“騒音”としてクレームの対象になってしまうのだそう。時間を昼間に変更したり、除夜の鐘自体をやめてしまったりする寺院がある中、取材させてもらった寺院では室内に設置したミニサイズの鐘を鳴らすことで解決策としていた。
美容師業界は、女性の体に触れてしまうことのないようにするのが一番の難点のようだ。取材した店ではカット後のマッサージも廃止し、極力頭よりも下の部分には触れないよう全力を尽くしているとのこと。他店では実際に体に触れてしまったがために、訴えられてしまったケースもあるという。カットした髪が衣服にかからないようにするための“クロス”をつける時も、体に触れることのないよう注意深く行っているそうで、美容師さんも「ビリビリ棒をやっている感じ」と、往年のバラエティ番組で行われていたゲームになぞらえて緊張感を伝えてくれた。











