原菜乃華 「続けるのも、辞めるのも地獄」“期待の子役”から一変、仕事のない日々…心のよりどころとなったアニメとの出合い
2025.12.1 10:45
俳優の原菜乃華(22)が11月29日放送の『Google Pixel presents ANOTHER SKY(アナザースカイ)』に出演し、人気子役から挫折の日々まで経験した心境を明かした。
NHK連続テレビ小説に出演するなど、今や幅広い世代に知られる原。22歳という若さにもかかわらず、デビューしたのは小学校入学以前で、芸歴は15年以上にもおよぶ。
幼い頃からドラマや映画に出演し、小学生時代は主演の映画も公開された。次世代のスターとして周囲にも期待されていたというが、「一向にお仕事がなくて、オーディションも受からなくて…」と、ある時期を境にパタリと仕事がなくなった。
原は、「中学生ぐらいの時が一番しんどかったですかね」と当時を思い出す。中学生になってから数年は、まったく役者の仕事がない日々が続いた。「毎日本当に学校終わりにオーディション受けに行って、100個受けて100個落ちて、みたいな生活の繰り返しだった」と、挫折の日々が次第に原の心をむしばんでいった。
芝居の世界の面白さを知っていただけに、その絶望は深刻だった。「このまま先が見えないまま続けるのも地獄だし、辞めるのもある意味地獄」と言い、「ほぼ全部の時間をお芝居に全BETしてきた感覚があるので、今辞めたら生きてきたほぼ全部の時間がパーだって思ったら、辞められないなって思って絶望しました」と、葛藤のなかで過ごした。
鳴かず飛ばずの日々が続き、大好きだったはずの映画やドラマを観ることすらできなくなった。「映像作品が観られなくなって、役者さんをあんまり見られない。キツイというか辛いことを思い出すトリガーになってた」と、自分が“救い”としてきたものが一変、“目を背けたいもの”になってしまったという。
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