コーヒーの神様・粕谷哲さん直伝!いつもの味が激変するドリップバッグコーヒーの淹れ方とは!?

2025.11.27 11:00
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ヒロミと小泉孝太郎の写真

ヒロミと小泉孝太郎の2人がMCを務める『オー!マイゴッド!私だけの神様、教えます』が11月22日に放送され、ドリップバッグコーヒーがよりおいしくなる方法を実践した。

道行く人に、その人にとっての神様のような人を聞き、実際に会いに行くこの番組。今回はプロの味を自宅で簡単に再現する人気コーナー『オー!マネゴッド!』に、コーヒーの神様・粕谷哲さんが登場。いつも家で飲むドリップバッグコーヒーがよりおいしくなる方法を教えてくれた。

「これ発見した時はね、僕…天才なんじゃないかって。これは本当に世界中が喜ぶ発見だと思います」と粕谷さん。まずはパッケージに書いてある通常の淹(い)れ方で淹れてみる。最初に20gだけお湯を注いで30秒くらい蒸らす。待ったら数回に分けて180gになるまでお湯を注いでいく。あとはお湯が落ち切ったところで完成。

コーヒーの神様・粕谷哲さん

続いて、いつものコーヒーが格段においしくなるドリップバッグコーヒーの淹れ方を伝授。実は淹れ方に正解があるのではなく、カップにあるのだという。それは、低いカップを用意するだけ。粕谷さんは「もうこれだけでドリップバッグはものすごいおいしくなるんです!もう、天才!」と力説した。

まずは背の低いカップにドリップバッグをかけて30秒蒸らす。そこでヒロミから「その背が低いとさ、(ドリップバッグがお湯に)つかっちゃうじゃない?」と疑問がこぼれると、粕谷さんは「鋭い」と一言。「それがいいのか」と気づくヒロミ。これまで自分の好きなコーヒーは、お湯につかってしまわないよう、敢えて短くしてもらっていたという。

背の低いカップを使うのがコツ

お湯の注ぎ方は数回に分けるのではなく、最初に20gだけお湯を注ぎ30秒くらい蒸した後、残りの160gのお湯を一気に入れる。そしてそのまま2分半待つだけ。「これ失礼ですけど失敗作っぽいじゃないですか。見た目も」と孝太郎。しかしこれで完成なのだそう。

ヒロミと小泉孝太郎の写真
ヒロミと孝太郎も早速オー!マネ!

粕谷さんは「コーヒーっていうのは技術じゃないんですよ。おいしく淹れるためには知識さえあればいい」とコメント。そこで、早速実践してみるヒロミと孝太郎。「これを淹れてるのを見たらさ、お前どういう作り方してんだよって」とまだ半信半疑のヒロミ。味が激変する理由はカップの高さによってコーヒーの成分を抽出する方法が変わるため。背の高いカップを使う通常のやり方は透過式と呼ばれ、お湯を入れた時の強い力で成分を濾(こ)し出すのに対して、背の低いカップを使うオーマネのやり方は浸漬(しんし)式と呼ばれ、粉がお湯につかるためゆっくりと弱い力で成分が抽出されるのだという。

通常の透過式で淹れたコーヒーと浸透式で淹れたコーヒー

通常の淹れ方である透過式だと、ドリップバッグは粉が細かいため雑味が出てしまう。それに対して浸漬式は粉が細かくても、弱い力でしか成分を取り出さないので雑味が出にくく、かつ滑らかな質感が作れる。まずは最初に通常の淹れ方で飲んでみるヒロミと孝太郎。「うん、普通においしいコーヒー」といつも通りの味を確認。続いて背の低いカップでドリップバッグを浸して淹れた方を飲んでみると…、2人は「あー!違う!」と顔を見合わせた。

違いに驚くヒロミと孝太郎

「まろやか」「優しいコーヒー」とヒロミが感想を伝え、「孝太郎みたいなコーヒー」とその優しさをたとえると、「お褒めの言葉いいんですか?ありがとうございます」と照れ気味の孝太郎。「つかったらこれだけ違うのか。なんで俺短くしちゃったんだろうな」と、行きつけのコーヒー店のドリップバッグの横を短くしてもらったことを後悔した。

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写真提供:(C)日テレ

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