“逆写真詐欺”と話題のデカ盛り店!弁護士が詐欺ではないか?検証…「最高で5年…」まさかの発言が

10月14日に放送された『X秒後の新世界』では、秋田県のデカ盛りで有名な食堂を調査。“逆写真詐欺”が法的に問題ないか?弁護士を招集し本気すぎる検証を行った。
本番組は日常の中に潜む見逃しがちな謎や不思議な現象を新しい視点で解明・検証し、X秒後に視聴者を新世界へと誘う新感覚バラエティー。今回は『48秒後、秋田県の定食屋さんが心配になる』と題し、秋田県横手市にある『山内食堂』を訪れた。一見するとよくある街の定食屋で、メニューを見ても変わった様子はない。しかし、試しに普通盛りのチャーハン(スープ付き、900円)を頼んでみると、出てきたのは総重量2kg超え、メニューの写真とはまるで違う特大チャーハンだった。
山盛りのチャーハンから察せられるように、『山内食堂』はデカ盛り店。さらにメニュー写真に比べ異常な量の大盛り料理を提供する、いわゆる“逆写真詐欺”で評判な店だった。
続いてスタッフは店主にインタビューを実施。デカ盛りな理由を聞いてみると店主は「お客さんに(たくさん)食べてほしいっていうのと、楽しんでほしい。気づいたらあの量になってた」と話す。チャーハンをはじめ採算の合わない赤字メニューもあるというが、客のために続けていると語った。愛の強い店主の話も紹介され、VTRを見ていたヒコロヒーが「“オモウマい”(みたい)やなあ。店主の心意気とかも全部」と、某番組のような雰囲気にツッコミを入れると、スタジオでは笑いが起こった。
本番組では弁護士に依頼し、この“逆写真詐欺”が法的に問題ないか、メタな検証を実施した。
さっそく清原博弁護士に『山内食堂』のメニュー写真と、実際の料理を見比べてもらうと、「全然違いますね…」と一言。しかし客がお得感を感じているので、詐欺にはならないそう。店主も安心した様子でうなずくが、「だけど写真と実物があまりにも違っているというのは景品表示法に違反することになるのかな」という弁護士のつぶやきに空気が変わる。
さらに「無理して残さず食べてしまおうとしてお腹が痛くなるとか、健康被害がね(起こってしまうと)、業務上過失傷害罪になるかもしれない。最高で5年の拘禁刑」と続くと、バラエティー的な展開に霜降り明星のせいやは「これで捕まったら世も末やぞ」と笑いを誘った。
さて、VTRが終了したところで出演者たちに浮かんだのは、企画が日本テレビ系列で放送されている『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』に寄せすぎなのでは、という懸念。出演者たちの連呼に番組スタッフが一応調べてみると、今回取材に協力してくれた『山内食堂』は過去にがっつり『オモウマい店』に出演していた。「本当に全然知らなくて…」と『オモウマい店』担当のスタッフに謝る本番組スタッフの様子とともに、「『オモウマい店』のみなさん、申し訳ございませんでした」というテロップでVTRが締めくくられた。
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