新木優子　「なんでチャンスを踏みにじるんだ」母からの叱咤激励…人生を変えた言葉とは

俳優・モデルの新木優子（31）が10月11日放送の『Google Pixel presents ANOTHER SKY（アナザースカイ）』に出演した。今回はスペイン・バルセロナを訪問し、自分の原点を回顧。人生を変えた、母からの言葉に思いをはせた。

現在はモデル業のほか、俳優としても活動の幅を広げる新木。実は芸能界に入った当初は俳優志望であったといい、「基本的には演技のお仕事したいなって思ってたんですけど、大学生になったぐらいから、モデルのお仕事もやってみたいな…って気持ちになってきて」と、モデル業の方は後から興味を持ったと明かした。しかしモデル業も華やかな見た目の裏で、過酷な競争がある世界。はじめは仕事をもらうことすら難しかったという。

様々なオーディションに参加する中で、初めて新木がモデルとしてのスポットライトを浴びる舞台となったのは、ストリート系ファッション誌の『JILLE』。新木はその経緯について、「“私ファッションが好きなんです”、“ぜひファッションの企画呼んでください”みたいに、自分で売り込んだというか。本当にファッションページに企画で呼んでいただいて、それがすごくうれしくて」と、積極的な姿勢でチャンスをつかんだことを語った。

初めて新木の写真が雑誌に掲載されたのは2012年10月号。スキニーパンツを特集した企画で、当時の掲載ページを眺めると「この記事から私のモデル人生が始まった」としみじみつぶやいた。

「本当に何者でもなかったけど、見つけてくれたな」と、新木は『JILLE』との出会いに改めて感謝する。自分のホームともいえる居場所を見つけ、『JILLE』のモデルとして仕事に邁進（まいしん）すること約2年。さらに大きなチャンスが舞い込んできた。新木の姿が大手ファッション誌『non-no』の編集者の目に留まり、スカウトされたのだ。モデルであるならば誰もが憧れる舞台の招待。しかし新木は「本当に最初は怖くて、一度断ったんですよね」と、当時について語り始めた。