新木優子　「なんでチャンスを踏みにじるんだ」母からの叱咤激励…人生を変えた言葉とは

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数多くの有名モデルを輩出してきた雑誌『non-no』からのスカウトを断ったという新木。その理由について「やっと『JILLE』っていうホームができて『non-no』のモデルになったら、他の雑誌にはなかなか出る機会がなくなっちゃうので」と語る。『non-no』のモデルとなれば、他ファッション誌に出る機会は減る。それだけではなく、多くの才能あるモデルを抱える大手雑誌のため、活躍できるとも限らない。新木は「その中で私が入って、1つのファッション企画もらえるのか？とか、毎月呼んでもらえるのかっていうのがすごく不安で。今のままの方が活躍できるんじゃないか？じゃないですけど…」と、プレッシャーを感じ、踏ん切りがつかなかった。

そんな新木の背中を押したのは、母の言葉だった。「すごい怒られて。母に。“なんでそんなチャンスを自分で踏みにじるようなことをするんだ”って」と、新木は母との会話について語り始めた。母は新木が『JILLE』に対して感じていた負い目のような気持ちにも気づいていたそうで、「“『non-no』で有名になって、もっと大きくなって、そういうストリート誌出身なんですっていうのを伝えられる時に伝えたら、それはきっとストリート誌で一緒にやってたスタッフの皆さんもお喜びになると思うし、挑戦できる可能性があるんだったら挑戦してみたらいいんじゃないの”って」と、叱咤（しった）激励されたという。

母の言葉を受け、新木は挑戦を決意。2回目に『non-no』からのオファーが来た際には断ることなく、2014年に専属モデルとなった。そうして約8年間『non-no』モデルとして活躍し、今や幅広い世代に支持される存在になった。母の言葉がなければ、今の彼女はなかったかもしれない。新木は今回の旅で「演技だったりとかお芝居だったりとかもそうですけど、私の存在がこれからも誰かにパワーだったりとか、与えられたらいいなと改めて思いました」と、決意を新たにした。

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