霜降り明星・せいや「どんな構成やねん!」 番組の“予想外過ぎる”演出方法にゲストが総ツッコミ

10月7日に放送を開始した『X秒後の新世界』では、“長すぎる”とうわさの信号機の実態を調査。その長さを表現するためスタッフたちが用意した表現方法に、出演者たちがどよめいた。
日常の中に潜む見逃しがちな謎や不思議な現象を新しい視点で解明・検証し、X秒後に視聴者を新世界へと誘う本番組。『27秒後、福井と滋賀の県境にあるトンネルの前で指折り数えたくなる』と題し、福井県と滋賀県の県境に位置する柳ケ瀬トンネルが映された。老朽化の進んでいるように見えるトンネル。途中で老婆の霊が出るといったコテコテの心霊話もあるが、それ以上に利用者の注目を集めているのはトンネル前に設置されている信号機だという。
柳ケ瀬トンネルは全長が約1.3kmにもおよび、さらに片側一車線。そのためトンネルの前の赤信号では、かなりの時間を待たされるのだとか。実際に地元民に話を聞いてみれば、「イライラしかない。信号が青になっても一番前の車が動かないから、どうしたのかと見に行ったら、長すぎて寝てた」、「カップラーメンなら多分、お湯入れて、出来上がって、多分食べ終われる」など、不満の声であふれる。通常、赤信号は2分でかなり長いほうといわれるが、このトンネル前では実際何分待たされるのか。
その長さを実感してもらうため、今回番組は撮影した映像をノーカットで放送。ただし長すぎるため、画面左下に、小さくワイプで表示されたまま、ほかの不思議現象の紹介に進むと、出演者の手越祐也は「そんなのある?!」、霜降り明星・せいやは「明日日テレを飛ぶ編集マンがやってる??」と目を見開いてツッコミを入れた。
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赤信号が左下にワイプ表示された異様な光景に戸惑う出演者たちをよそに、番組は何事もなかったかのように進行する。しかし当然ながら内容が入ってこない。『コオロギの鳴き声の回数を数えれば気温が分かる数式』を紹介中も、出演者たちの視線はチラチラと画面左下に向かい、せいやは「おいおい信号長いぞ!」と、全く集中できない。つづけて『大田区の中華屋さんで一人のお客様のために存在する謎のメーター』の解明に移っても、あのちゃんは「信号変わんない…」と、左下の赤信号の残り時間を伝えるメーターに気を取られてしまう。
つづいて『鳥の形をした焼き菓子を集める男』が紹介され始め、出演者たちの集中力も限界に達して来たちょうどそのとき、ついに信号機が青に変わった!やっと変わった信号機に、スタジオでは歓声があがる。信号が赤から青に変わるまでに紹介されたVTRは2つ半といったところ。待ち時間は6分7秒だった。歓喜する出演者たちであったが、番組は余韻に浸らせることなく『鳥の形をした焼き菓子を集める男』へと戻っていき、せいやはたまらず、「どんな構成やねん!」とツッコミ。初回放送からぶっ飛んだ番組の構成が、出演者たちの笑いをさらった。
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