映画『ほどなく、お別れです』 追加キャストに古川琴音、北村匠海が解禁!北村「目黒(蓮)さんの声が魅力的で…」

2025.10.7 18:30
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映画『ほどなく、お別れです』に出演する古川琴音、北村匠海

長月天音の『ほどなく、お別れです』の実写映画で、転落事故で出産を目前に控えた妻とお腹の子を亡くしてしまう柳沢家のキャストに古川琴音、北村匠海の二人が決定した。 

「小学館文庫小説賞」の大賞受賞作で、現在累計40万部を突破している長月天音の『ほどなく、お別れです』シリーズ(小学 館文庫刊)。

就職活動に全敗し途方に暮れる中、とあるきっかけで葬儀会社にインターンとして就職したヒロインと、そんな彼女を厳しく指導する指南役の葬祭プランナーがタッグを組み、“最高の葬儀”を目指す物語を、日本最高峰のスタッフ・キャストが集結し、待望の実写映画化。2026年2月6日(金)に公開する。

メガホンをとるのは、『アオハライド』『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』『今夜、世界からこの恋が消えても』の三木孝浩。脚本は、『いま、会いにいきます』『余命 10 年』『ひよっこ』『最後から二番目の恋』シリーズの岡田惠和監修のもと、『ライオンのおやつ』 の本田隆朗が務める。さらに、GLAY、椎名林檎、スピッツ、平井堅、などのアーティストのプロデュースやアレンジを手掛けた亀田誠治が音楽を担当する。

新人葬祭プランナー・清水美空には浜辺美波、美空をスカウトし厳しく指導する葬祭プランナー・漆原礼二を演じるのは目黒蓮。

今回解禁となるのは、出産を目前に控え、我が子の誕生を夫婦で待ちわびていた矢先、歩道橋からの転落事故で、ある日突然、妻とお腹の子を亡くしてしまう柳沢家。

柳沢玲子役 / 古川琴音

出産を目前に控えるなか歩道橋から転落し、お腹の子ともども命を落とす。

《古川琴音 コメント》

三木監督とは、『今夜、世界からこの恋が消えても』以来でしたので、またご一緒できることを楽しみにしておりましたが、蓋をあけてみると、起承転結の“起”にあたる本作の導入部分の大切なお話を任せてもらえたので、これは一筋縄ではいかないぞと気合を入れて挑ませていただきました。

脚本を読んだ時は、まだ遠い未来だと思っているけれど、自分が明日死んでも、大切な家族が急になくなってもおかしくない…。あまり考えたくないけれど、そのことについて優しい気持ちで向き合わせてくれるような物語だなと思いました。
お腹に赤ちゃんがいて、まだまだ若くて、たくさんの未来があった中で亡くなった玲子は、端から見ると「もったいない」「かわいそう」「残念」という気持ちになることが多いと思うけど、玲子はそうではなかったのではないかと思っています。最愛の旦那さんに出会い、子どもを授かることもできて、未来に希望を抱いていた幸せな人だったと思います。だからこそ、「私は幸せだよ、だから安心して自分たちの人生を歩んでね」というメッセージが伝わるといいなと思いながら演じました。

目黒さん、北村さんとは、これまで濃い役柄でご一緒してきたこともあり、信頼関係はできていたので、楽しくのびのびと演じることができました。北村さんは一つ一つの役に愛情を持っている方なので、芝居のやりとりがなくても、お葬式のシーンを陰で見た時は胸がいっぱいになって、亮太のことを話すときは自然と北村さんの顔を想像しながら演じることができました。

遠い未来のようで、実はすごく近いテーマの話。その向き合い方を教えてくれるような、本当にあたたかくて優しい物語になっていると思います。ぜひ大切な方と一緒に観ていただけたら嬉しいです。

映画『ほどなく、お別れです』に出演する古川琴音

柳沢亮太役 / 北村匠海

出産直前の妻とお腹の中の子を事故で亡くし、現実を受け止めきれないまま葬儀を迎える喪主。

《北村匠海 コメント》

最初にお話を伺った時は、「すごく無理難題を投げかけられたな」と感じましたし、メッセージ性の強い作品なので、引き受けるからには 100%で向き合わなければと思いました。ただ、別作品の撮影中だったので、正直なところ最初は自信がありませんでした。三木監督と春名プロデューサーから「北村匠海にしかできない」と言っていただき、『君の膵臓をたべたい』や『君は月夜に光り輝く』、『思い、思われ、ふり、ふられ』など、20代前半に自分の血となり肉となったものを、お二人が求めていると感じたので、やらせていただこうと思いました。思い返せば、今までもこのチームの作品では大切な人を失う役が続いていて、今回も妻とお腹の中の子どもを亡くす役どころ。カメラの前で自分の大切な人を想い、感情的になるという経験を久しぶりに味わいましたし、現場の空気感もどこか懐かしく感じられました。

目黒さんとは初共演でしたが、実直な方だなと思いました。現場から離れずに取り組む姿からは、座長としての信頼感が伝わり、皆さんが目黒さんを信頼していることがよくわかりました。また、目黒さんの声が魅力的で、「ほどなく、お別れです」という言葉を聞いたときは心に残るものがあり、この作品を作り上げるうえで欠かせない存在だなと思いました。

映画は、観る人自身がどのような人生を歩んできたかによって感じ方が変わると思っていて、それはおもしろい部分でもありますし、ある意味、残酷なことかもしれません。この作品は観てくださる方の感受性みたいなものが顕著に現れると思っています。泣ける方もいるだろうし、笑みがこぼれてしまう方もいるかもしれません。皆さんが持っている優しさをより大事にできる映画ではないかと思います。

映画『ほどなく、お別れです』に出演する北村匠海

《葬祭プランナーとは》
遺族の希望に沿って故人に合った葬儀を提案し、全ての手配と進行(葬儀の段取り、会場設営、式の進行など)を執り行う仕事。

《ストーリー》
就職活動で連戦連敗の清水美空(浜辺美波)は、葬祭プランナー・漆原礼二(目黒蓮)と出会い、導かれるように、葬儀会社「坂東会館」でインターンとして働き始める。教育係となった漆原からの厳しい指導の数々に日々心をくじかれそうになる美空だったが、彼の遺族や故人にとことん寄り添う心遣いや所作、そして出棺のときに優しく「ほどなく、お別れです」と告げる姿にいつしか憧れを抱くようになる。永遠の別れは、誰にでもやってくる。残された遺族だけでなく、故人も納得できる葬儀とは何か?美空は、漆原と一緒にその問いに向き合うなかで彼の背中を追いかけるように、自身も葬祭プランナーを目指すことを心に決める。そして漆原もまた、そんな美空の姿に徐々に信頼感を覚え、二人は「最高のお見送り」を目指し、数々の葬儀に向き合っていく。

映画『ほどなく、お別れです』は2026年2月6日(金)全国公開
公式サイト
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公式TikTok


ⓒ2026「ほどなく、お別れです」製作委員会 ⓒ長月天音/小学館 

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