とろみがなくサラサラの「飲むタイプの麻婆豆腐」に驚き!毒舌ママが切り盛りする『オモウマい店』

9月30日放送の『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』は、栃木県宇都宮市の『生意気餃子』を紹介。次々と登場する個性的な料理にスタジオがうなった。
見た目がかなり変わっているのが『麻婆豆腐定食』(750円 ※定食には、ごはん、みそ汁、お新香、小鉢、コーヒー付き)。土鍋で提供され、グツグツ煮える麻婆豆腐をよく見ると、豆腐に衣が。木綿豆腐を1丁使い、衣を付けて揚げだし豆腐のようにしてから鍋へ。自家製の麻婆ソースとみじん切りのタマネギと合わせ、水を加えて煮込んだ後、豆腐を入れた鍋に投入。とろみの付いていないサラサラの麻婆で、店長いわく「うちは飲むタイプ」とのこと。
店を取り仕切るのはママの佐藤房子さん(81)。店主は調理を担当する息子の佐藤義三さん(51)で、店主の奥さんと3人で切り盛りしている。コロナ禍の前までは餃子の製造・販売も行っていた専門店で、ママは「(生意気餃子は)弟が名付けた。姉ちゃんが生意気だからって。ハッハッハッハ」と豪快に笑う。店にはいつも高齢の常連客がいて「お年寄りを一人にしてはいけない」との思いから、ママが毎日、店に誘っているそうだ。

店には「ここのを食べたら他では食べれない」と常連客が絶賛するメニューがいくつも。『鶏から揚げ定食』(800円)は「お肉の柔らかさと衣が好き」「他で食べないけど、ここだと唐揚げ」と大好評。鶏もも肉を1枚丸々提供。衣の生地に天ぷら粉を入れるのがカリカリに仕上げるコツだという。

「本格カツ屋さんのクオリティを超えた肉質」と客が絶賛するのは『ヒレカツ定食』(850円)。上質な豚ヒレ肉を丁寧に下ごしらえ。硬い筋を取る下処理を丁寧に行う。肉は揚げる前に叩(たた)いて繊維をほぐす。『ロースカツ定食』、『カキフライ定食』も同じく850円。人情があり、憩いの場にもなっている名店に、スタジオは盛り上がった。


【TVer】最新話を無料配信中!
【Hulu】最新~過去話配信中!