空港税関職員の木村昴が金の密輸を目論む外国人カップルを摘発…その驚きの隠し場所を見抜いたきっかけとは

声優の木村昴とタレントの高田夏帆、田中美久が9月11日放送の『THE突破ファイル』の再現VTRに出演。空港の税関職員として、金の密輸を企む外国人の手口を暴く姿を演じた。

卓越した知識と、物品に蛸（たこ）の触手のように這（は）わせる指先のわずかな感覚から、その素材や情報を読み取ることで、“オクトパス”の異名を持つ木村監視官と、その部下である高田・田中係員の3人の前に現れたのは、アジア系のカップル2人組。

密輸の疑いがあるとの通報を受けた木村は、カップルが台湾から半年で3回も来日していることに不信感を抱きつつ、ふと視線を男性の足元へ。すると男性は足を検査場の外に向けていたことから、心の中で“これは、この場から早く立ち去りたいという気持ちの表れ。何かを隠しているのは間違いない…”と手荷物の検査を始めた。

2人の手荷物の中には、台湾のゼリーやジュースのほか、オイルや茶葉などが多数入っていたもの、いずれも細工をしたり不正薬物を混ぜ込んだような痕跡はなく、長引く検査に女性は「さすがにもういいでしょ？」と乗り換えの便を控え、いら立ちを見せる。

さらに高田が「申し訳ございませんが、お荷物拭き取らせてもらいます！」と不正薬物や爆発物を短時間で探知する検査機器で、手荷物を拭き取った紙を分析するも、反応はなし。そこで木村は、ここ数年アジア諸国からの密輸が増加している金への疑いを強め、2人に対してボディチェックを敢行した。

しかし、ここでも異常はなく、ついに痺（しび）れを切らした男性は「もういい加減にしてくれよ！」とスーツケースに荷物をまとめ、そっと検査台からケースを下ろし、女性とともにその場を立ち去ろうとした。

するとここで、木村はこれまでの2人の振る舞いに考えを巡らせ、ついにカップルの悪質な手口を解明。検査場を足早に立ち去ろうとする2人の前に立ちはだかり「あなたたちの旅はここで終わりです！」と叫ぶのだった。