防災を「自分ゴト」に変える「いざ活」始動!防災ギフトやキャリーケースなど革新的提案

イオンリテールは8月7日、昨年の日向灘地震発生および南海トラフ地震臨時情報発表から1年を迎えたことを機に、災害を「自分ゴト」として捉え、いざという時の備えを日常に溶け込ませる新しい防災推進活動「いざ活」をスタートした。
従来の防災の概念にとらわれない新しい提案として、”備えと安心を贈る”「防災ギフト」や”(収納スペースを有効活用する)スペパ×防災”の「防災キャリーケース」などを打ち出し、人気プロレスラーの蝶野正洋をアンバサダーに起用して防災啓発を進めていく。
近年の大規模地震の頻発を背景に、防災を社会課題として捉える意識が高まる一方で、「備えなければいけないと思いながらできていない」「何から始めればよいかわからない」という人も多いのが現状。イオンリテールは「誰もが災害を”自分ゴト”として捉え、”いざ”というときに適切な行動を取れる」ことを目的に、防災を広義に捉えた「いざ活」を提唱し、率先して取り組んでいく。

「いざ活」では、被災時の備えとして見落としがちな「スキンケアやメイク」「ペット用品」「アレルギー配慮食品」「離乳食」のほか、身近なリスクとなる「断水」対策、帰省時に”備え”を贈り合える「防災ギフト」など、従来の防災の概念にとらわれない商品提案を行う。
特に注目すべきは、収納スペースを有効活用する”スペパ”の考え方を防災と掛け合わせた「防災キャリーケース」の提案。キャリーケースの未使用時の空間を有効利用し、持ち運び便利で大容量の防災バッグとしての活用を提案している。

イベントに登壇した蝶野正洋は「みんなで協力し合う前に、まず自分自身がしっかり防災について取り組む姿勢が大切だということを知りました。この活動はどんどん広めていかなければいけないことだと思います」と語り、プロレス業界で怪我や事故が発生することからAED救急救命の講習を受け、そこから地域防災の啓発活動に尽力してきた経験から「いざ活」の取り組みを評価した。

品川消防署による防災講習では、高層マンションでの真夏の断水を想定し、必要な水の量や対策について解説。「飲み水は1人1日約2Lが必要」「トイレは大きい方で6〜8L、小さい方で4Lほど必要」と具体的な数字を挙げ、最低3日分の備えが必要と説明した。

イオンリテールでは「いざ活」を通じて、「ローリングストック」という考え方も推奨している。普段から少し多めに食品を買っておき、食べた分をこまめに補充することで、災害時に必要な食品をいつも家に備えておくという方法。長期保存可能な備蓄用のお米やカップ麺、レトルト食品などを豊富に取り揃えている。
また、女性向けには「防災スキンケア・メイク」として、オールインワン化粧品やフェムケアなどのアイテムを防災ポーチにして携帯することを提案。さらに、AEDの普及にも力を入れており、蝶野正洋をアンバサダーに起用して啓発動画の制作・発信や防災講習イベントの開催を計画している。