更なる裏切り者はまさかの人物…！鳴木の戦う嘘と裏切りにまみれた世界にSNS「う、嘘だろ～！信じてたのに！」『DOCTOR PRICE』第7話

8月24日に日本テレビ系日曜ドラマ『DOCTOR PRICE（ドクタープライス）』第7話が放送された。父を自殺へと追い込んだ医療業界の闇を暴くため、メスもカルテも持たないひとりの男が立ち向かう─。“転職したい医師に値段をつけて、病院相手に売りさばく”通称、医師専門転職エージェント・鳴木金成。人と金を操り、グレーな手法で、欲にまみれた者たちを裁く、痛快×医療サスペンス。
（※以下、ネタバレを含みます）

3年前の医療過誤の真相を追う鳴木（岩田剛典）は、ついに黒幕が網野（ユースケ・サンタマリア）であることを突き止めるが、網野は、私欲のために将成（林泰文）を犠牲にしたという鳴木の主張を認めない。そんな網野は、全てを闇に葬るためか、極東大学病院・院長選への出馬を表明。現院長・天童（篠原涼子）との戦いが始まる。

鳴木は石上（三浦貴大）と共に、旅行会社EXトラベルの話をまもり（成海璃子）から聞く。EXトラベルはPCR検査事業で大儲（もう）けし、最近では産婦人科の買収を続けているが、コロナ対策の助成金を不正に受給していたという疑いがあり厚労省もマークしているという。そして院長を担える医師を探しているようで、気をつけるようにと忠告を受けるが…。

そんな中、Dr.コネクションへ面談に訪れた産婦人科医・水戸花実（村川絵梨）。彼女の希望年俸は、なんと4000万。それを聞いた夜長（蒔田彩珠）は驚きつつも、水戸の持っている信念に感銘を受けるのだった。鳴木は水戸の希望に近い案件を紹介するが、水戸からの連絡はその後ないままに、鳴木は夜長にEXトラベル社長・日和にDr.コネクションへ興味を持つように接触するミッションを命じる。

SNSでは「夜長ちゃんの変装待ってました！」「何気に毎回楽しみにしてる」「かわいすぎる」など、夜長が毎回こなすミッションの役どころを楽しみにしている声があがっていた。

鳴木の思惑通りDr.コネクションに興味を持った日和に、年俸4000万円を希望する水戸を紹介する。日和は“金に魂を売ることができる医者”を探していると言い、結局水戸は条件を飲み、日和が買収する予定の病院に勤務することになり、失望する夜長。

そして院長選への出馬を表明した網野は、極東大学病院のトップ・医学部長の座をも狙い始める。「病院長と医学部長を兼務することになったら恐ろしい事態になる」と危機感をあらわにする依岡（北山宏光）は、院長選で天童が勝つよう動き出す。その一方で鳴木は天童に接触し、網野がスティファー社と癒着関係にあることを告げる。すると天童は、その調査を進めているという。そこで鳴木は、自分と手を組まないかと持ちかけたものの、天童の答えは「これ以上関わらないでください」というものだった。天童は将成の死や鳴木の退職に対して何もできない無力感に苛まれており、これ以上巻き込みたくないと思っているのだった。

依岡は、脳神経外科の権威でもある天童に、アメリカの医科学センターのチームが書いた論文の責任者になってもらいたいと依頼する。実績が院長戦への追い風になるという。極東を守りたいという依岡の気持ちを聞いた天童は、鳴木からも依岡が天童のために動いていることを聞いていため、その申し出を受けることにするのだった。