更なる裏切り者はまさかの人物…!鳴木の戦う嘘と裏切りにまみれた世界にSNS「う、嘘だろ~!信じてたのに!」『DOCTOR PRICE』第7話
一方で、EXトラベルと契約した水戸は、別の病院から更に高額な条件を提示されたため、たった1週間でEXトラベルの病院を退職すると言い出す。鳴木と夜長は水戸に会って話を聞くが、水戸がお金にこだわる理由は、過去に救えなかった患者のために自らの手で基金を設立し、支援をしたいという目標があるからだった。

日和は水戸を相手に訴訟に踏み出そうとするが、元から産婦人科学会に目をつけられているEXトラベルが学会員である水戸に訴訟をけしかけたことで報復をされ、産婦人科学会への加入を拒否されてしまう。実質、専門医の資格はく奪の処置と同等であり、EXトラベルで働く専門医たちは転院を免れない。強引な病院買収を繰り返して来た日和の資金は底をついており、医者も離れていき、訴訟どころではなくなってしまい倒産。EXトラベルには、労基の調査が入りどんどん不正が明るみに出るのだった。

実家を訪れた鳴木は、父・将成の書斎で網野から受け取るように強要された現金と、真実の書かれたメモを見つける。そこには将成が網野から、将成が最初から執刀したことにしてほしいと頼まれ、断ると脅され、無理やり金を握らされたことがつぶさに書いてあった。罪の重さに耐えきれなくなった将成は、最後まで息子である鳴木の将来を案じながらも、自ら死を選んだのだった。

鳴木はそのメモを証拠として依岡に渡し、極東大学病院の院長選の現場で公開してほしいと頼む。院長選の現場へ赴いた鳴木は、3年前の医療過誤は、全て網野の指示だったということをその場で暴露する。しかし父親のメモを証拠として提示するはずが、その場にいた依岡の姿は忽(こつ)然と消えていた。更には天童に持ちかけたアメリカの医療チームの論文も虚偽のものだったことが判明する。そして網野が新院長に就任するのだった…。
「やっぱり院長は網野か…」「鳴木の上を行く策士だな」「天童院長かわいそうすぎる」「微笑みが怖い」「いい人そうに見えるほど悪」など、網野の落ち着いたたたずまいの中にある悪意に、恐怖を感じる声もあがっていた。

依岡に裏切られた鳴木。「信頼していた人に裏切られることが、こんなにもつらいとは…」とつぶやく。依岡は網野の院長室を訪れ、将成のメモを渡す。「今後ともよろしくね」という網野に、頭を下げる依岡だった…。

視聴者からは「う、嘘だろ~!信じてたのに!」「鳴木と依岡の友情をいつも微笑ましく見てたのに…!」「急にぐいぐい出て来たからまさかとは思ったけどそのまさかだった!」など、依岡の裏切りに衝撃を受けたという声が多くあがっていた。
8月31日放送の第8話では、鳴木と夜長の元に、「因島メンタルケアクリニック」の院長・因島(板尾創路)がやってくる。オーナーである首藤(前川泰之)からの要求に耐えられない因島は、受験を控える娘のためにも、院長を辞め病院に勤務したいと願う。しかし鳴木は、クリニックが“社会保障搾取ビジネス”をしていると睨(にら)むが、その裏には更なる闇が潜んでいた……。
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