『SHOGUN 将軍』で注目の穂志もえか 『連続ドラマW I, KILL』で木村文乃演じるお凛に影響を与えるキーパーソンとして登場
2025.6.2 16:00
WOWOWと松竹・松竹京都撮影所がタッグを組んだ、の完全オリジナル大型企画『連続ドラマW I, KILL』。この度、場面写真と後半の見どころが解禁された。
本作のテーマは「生きる」(I kill/斬る)。天下分け目の戦い・関ヶ原の合戦から 35 年後。移り行く時代の中でようやく平和な世を取り戻しつつあった日本に突如現れた、人を襲い、喰らう化け物。「群凶(Gun-kyou)」と呼ばれるそれらが発生すると、幕府は密かに討伐衆を派遣し、群凶とその地域を焼き払い隠蔽していた…。
海外発の戦国ドラマ『SHOGUN』がエミー賞、ゴールデングローブ賞を受賞し、日本を舞台にした歴史スペクタクルが注目を集める昨今。鎖国前夜の日本をリアルかつ美しく描き出した、恐怖のサバイバルドラマが誕生する。
W主演の一人は、約6年ぶりにWOWOWオリジナルドラマの主演を務める木村文乃。本作では「群凶」と呼ばれる怪物が襲い来る極限の世界の中で、母として血の繋がらない娘・トキを守るために立ち向かう、元忍びのお凛役を演じる。
そして、もう一人の主人公を演じるのは、WOWOオリジナルドラマ初出演にして主演を務める田中樹。2020年に SixTONESとしてデビューしその並外れた存在感と幅広い表現力で俳優としても注目を集める田中が、人としての意識を保ちながら「群凶」になってしまった謎の男・士郎役を演じる。
物語は、 主人公二人をそれぞれ軸にして展開する。崩壊した世界の中で愛する者を守るために闘うお凛と、悲しい運命を背負いながらも、自分が何者なのかを知るために旅をする士郎。二人が出会った時、運命は大きく動き出す。物語が進むにつれ明かされる、お凛が過去に抱える罪と、我が子のように大切なトキへの切なる思い、そして士郎の本当の正体とは。大切なものを守るためにぶつかり合い、裏切り、葛藤する人々の姿を力強く描く。
さらに、お凛が本当の我が子のように想う大切な存在・トキ役に田牧そら。お凛の母親であり冷徹な忍びの頭領・氷雨役に富田靖子。お凛とトキとともに平和に暮らしていた医師・源三郎役に高橋克実。そして、幕府が組織した群凶討伐衆を率いる剣術の達人・十兵衛役に山本耕史。豪華実力派キャストが集結した。

■“時代劇×本格サバイバルスリラー×ゾンビ” 意外な掛け合わせにハマる視聴者が続々!
5月18日(日)よりWOWOWにて放送・配信スタートした本作。SNS上では「群凶のクオリティと迫力に引き込まれた!」「怖いけどそれだけじゃない。芯が通った分厚いストーリー」「お凛(木村文乃)の忍びアクションが痺れる!」「半群凶の士郎(田中樹)が儚くて美しい」など“時代劇×本格サバイバルスリラー×ゾンビ”の掛け合わせの意外な妙にハマる人が続々。なぜ群凶が発生したのか、お凛・士郎の過去、幕府の陰謀など伏線やストーリーを考察する視聴者も続々と現れており、全6話で描く本格サバイバルスリラーに期待の声が高まっている。


■修羅に覚醒するお凛!そして、彼女の運命を動かす出会い……
とある大きな深い後悔を抱え、忍びの頭領である母・氷雨の元から逃げ出したお凛。忍びであった過去をひた隠しにし、医師・源三郎の元でトキとともに暮らしていたが、群凶の出没によりその平和は脆くも崩れ去ってしまった。生き延びるために封印していた忍びとしての才を再び目覚めさせるが……。彼女に待っていたのは、非情な運命だった。
そして、後半のキーパーソンとして、絶望的な状況の中でお凛に多大な影響を与える人物・桜が登場する。『SHOGUN 将軍』の演技で米放送映画批評家賞「クリティクス・チョイス・アワード」受賞など話題の穂志もえかが演じる桜は、女囚として幕府に捕らえられている。遠く離れた我が子を思う母でもある桜とお凛はともに心を通わせるのだが……。

木村文乃も一番心に残ったシーンとして挙げ、「桜とのエピソードがある/無いで、お凛の在り方が変わったと思います」とコメントしている。
また、木村はお凜について、「お凛は、家族や愛情にすごく飢えている人で、そんな人が普通の人になろうともがいているのかなと思います。(母である)氷雨に散々なことを言われても最後に憎み切れなかったり。人間として足りなかったパーツを、人の死や別れだったりつらい思いをしながら、取り返していく、知っていく。お凛の成長物語でもあると思います。」と語った。

■将軍・徳川家光と半群凶・士郎が同じ顔…!?田中樹が一人二役に初挑戦!月代姿も初披露!
そして、6月1日(日)放送・配信の第3話では、衝撃の事実が明かされる。これまで素顔が明らかになっていなかった将軍・徳川家光と、半群凶・士郎が瓜二つの容貌をしていることが明らかに。自らの過去やルーツを知るために旅をしている士郎だが、その謎が徐々に明らかになっていく。
なお、田中樹は一人二役に挑戦するのは、今回が初。将軍の衣裳を纏い、額から頭頂部にかけて髪を剃った「月代(さかやき)」姿を披露するのも初となる。

田中樹は「家光と士郎は、育ってきた環境や、自分が背負っているものも真逆。所作やしゃべり方も違うので、非常に難しかったです。とあるシーンでは一人二役で大変苦労しました。きっと楽しんでいただけると思います」とコメント。印象深いシーンとして、「士郎と家光の対立するシーンは見どころです。真逆で全然違うキャラクターだけど、どこか通じるものがある。二人とも、立場も含めていわゆる“普通の人間”ではない。それなのに、その瞬間だけふと生まれた瞬間に戻るというか、人間に戻るという感じがありました。僕は演じていて、すごくその瞬間の二人に人間味を感じて、ほっとした気持ちになりました。こんなに早く観たいと思ったのは初めてというぐらい、演じ終わった今、早くそのシーンを観たいです。」と語った。

■山本耕史演じる十兵衛の正体が判明!
さらに、5月25日(日)に放送・配信の第2話では、山本耕史演じる十兵衛の正体が、柳生十兵衛であることが明かされた。柳生十兵衛と言えば実在した剣豪。片目に眼帯をした「隻眼の剣豪」のイメージが広く知られており、本作でも眼帯姿になるのだが……。数々の時代劇に出演してきた山本耕史の華麗な剣さばきが堪能できるのも本作の魅力であり、士郎を演じる田中樹との壮絶な立ち回りにも注目となっている。
幕府の命により群凶討伐衆を率いている十兵衛だが、飄々としていてどこか掴めない彼の目的はどこにあるのか。

『連続ドラマW I, KILL』は毎週日曜よる10時からWOWOWプライムにて放送中・WOWOWオンデマンドにて配信中(全6話)
第1話は6月30日23時59分まで無料配信中