「あそこが僕のステージだから」芯を貫く店主が“命懸け”で提供する芯のあるラーメンを味わえる店

2024.4.3 11:45

4月2日(火)放送の『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』では『やわ麺革命“ずんだれ”って!?32年継ぎ足し世界最濃㊙命がけスープ!!』が放送された。

創業以来、福岡県福岡市で32年親しまれている豚骨ラーメンの名店『魁龍 博多本店』。このお店のラーメンの特徴は濃厚なスープと、芯のあるやわ目の麺『ずんだれ』。店主・森山日出一さん(64)は「麺はゆでるもの」と、麺本来のウマさを出すにはじっくりと麺をゆでるべきだという信念を貫いている。

ずんだれ麺のとりこになっているお客さんは数多く、ラーメンを頼んだ人のみ注文できるという一杯220円の『まかない油そば』も人気。もちろんこの油そばの麺もずんだれで、店主は「他は出さない、それをやったら意味がない」とここでもこだわりを見せた。

『まかない油そば』(220円)

元日以外は年中無休で営業しているお店は朝から大忙し。営業を終えた店主はぐったりとうなだれ、家族が「生きとるかわからん」と心配するほど疲れた様子を見せる。それでも店主は「おはようございますと店に入ったらスイッチを入れる。腰が痛かろうが足が痛かろうがお客さんには関係ない。あそこが僕のステージだから」と命懸けで勝負する、芯のある言葉を口にした。

ある日、お店に外国人のお客さん一行が来店。店主は「これが豚骨です、ポークスープ!」といつもと変わらず、ラーメンのこだわりを語った。お客さんたちがラーメンをスープまで完食すると、店主は「感動したわ、ラーメンの食べ方見て」と一言。さらに「笑いとか笑顔とか万国共通なんよ、言葉通じんでも」と、自身のこだわりやラーメンのおいしさが伝わったことを喜び、目に涙を浮かべていた。

それでも表情を整えると、すぐさま他のお客さんの元へ。どんな時でも全力で接客をする店主の姿に、俳優の溝端淳平は「ステージ上ですからね」とコメント。最後に店主の「カタメン・バリカタより芯が通ってます。小麦の風味と甘みがします。これがラーメンです」という声が店内にこだまし、番組は締めくくられた。

写真提供:(C)中京テレビ

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