『厨房のありす』第4話 前髪を上げイメチェンの倖生（永瀬廉）に「前髪上げてるのかわいすぎる！！！」とSNS熱狂
2024.2.13 17:30
2月11日に日本テレビ系日曜ドラマ『厨房のありす』の第4話が放送された。
（※以下、ネタバレを含みます）「料理は化学です」が口癖の八重森ありす（門脇麦）は、自閉スペクトラム症（ASD）の特性ゆえ、大きな音や強い光、人との会話が苦手で生きづらさを抱えながらも、驚異的な記憶力と化学の理論に基づき、おいしくて癒される“やさしいごはん”を振る舞う天才料理人であった。
そんな、ありすのお店に突如ありすの母なのではないかとされる、五條蒔子（木村多江）が姿を見せる。しかし、それに気づいたありすの父・心護（大森南朋）が即座に追い返す姿を見て、ありすは心護にお金を払って蒔子が自分のことを手放したと推測。『ありすのお勝手』の住み込みアルバイト・酒江倖生（永瀬廉）は、あくまでも“想像”に過ぎないとありすを励ました。
そんな中、ありすのお店のスタッフでもある親友・三ツ沢和紗（前田敦子）が、お店に復帰し、倖生の無愛想な接客を指摘。倖生のイメージアップのため前髪を上げることに。これが功を奏し、常連客からも好評であった。
同様に視聴者もSNS上で「前髪上げてるのかわいすぎる！！！」「ご飯食べに行ってこんなかわいい倖生くんいたら気が気じゃないよ」と大絶賛。『厨房のありす』公式X（旧Twitter）にはちょんまげスタイルの写真も投稿されており、多くの反響が寄せられている。
『厨房のありす』公式Xはこちらから
そこに「消えてしまいたい…」と恋愛に悩む明里（金澤美穂）が来店。「私には、愛される資格も、愛する資格もない」と卑下するありすを横目に、和紗は、明里に行動の大事さを伝えた。
ありすのことを思って『五條製薬』へ出向くなど倖生の行動に和紗は、倖生がありすへ好意を抱いているのではと確認するも、そっけない返事。
和紗から「顔怖いよ！また『ムショ帰り』って言われちゃうよ！」と、不審者のような態度を指摘されると、倖生は「ムショ帰りじゃないです。不起訴だったんで。起訴はされてないです」と、自身の過去を話し出す。かつて犯罪を起こしたとされる父のことを悪く言われて手を出してしまい、警察沙汰に発展したことを明かした。このシーンに「倖生くん、お父さんのことで理不尽なことたくさんあったんだろうな」と視聴者からも同情の声がたくさん投稿された。
その後、ある会社から仕出し弁当の依頼を受けた倖生は、ありすや和紗に相談。ご飯や、主菜、副菜を数種類ずつ用意し、お客さんの体調や健康状態に合わせて料理を提供するいつものスタイルに準じた仕出し弁当を配達することに。倖生が発注を受けた企業が『五條製薬』とわかり、帰ろうとするありすに倖生は、“ありすから「人を幸せにする人間」と言われたことで自分もそういう人間になることをあきらめたくない”と話すと「ありすにも自分のことをあきらめないで欲しい」と伝えた。
弁当を提供している隙をついて、2人は蒔子と会うことに成功。ありすは、蒔子になぜ自分を捨てたのかを問いかける。ところが、蒔子はありすの母が自分ではなく妹・五條未知子（国仲涼子）であることを告げる。続けて、未知子はありすのことを愛していたものの、亡くなっていることを明かした。
そこに誠士（萩原聖人）と、語気を荒げた蒔子の父・五條道隆（北大路欣也）が現れる。蒔子が未知子の娘であることを弁明にするが、道隆は、ありすのことを指し「こんな役立たずが、うちの人間なわけないだろう」と一蹴。駆けつけた心護が引き取る形で、ありすと倖生はその場を後にした。
心護から、母・未知子が、研究室の火事によって命を落としたことを知らされたありすは、最後の力を振り絞った未知子によって、自分だけが救出されたその光景を思い出し、大粒の涙を流すのであった。
母に愛されていたことを知ったありすは、幸せな気持ちであることを倖生に明かし「自分も誰かを好きになって幸せな気持ちにしたいです」と話した。これに倖生も「俺もそうしたいと思っている」と答えた。
ドラマ終盤では、心護の研究室の出入り業者・松浦百花（大友花恋）が、声のする部屋をのぞくと、誠士に対して「あの火事が事故じゃないこと、お前、わかってるだろ」と強い口調で話す心護の姿を目撃する。衝撃のセリフにSNSでは「あの火事って事故じゃないの！？どういうこと？」「来週もてんこ盛りだな」と新たな謎に次週への期待が高まっている様子だった。
次回、2月18日放送の第5話では、恋愛に前向きになろうと心がけたのは良かったものの“恋愛の好き”と“それ以外の好き”違いがわからないありすは、とある調査を開始する。そして、デートで告白できず落ち込む明里の恋に脈があるかを調べるため、ありすと倖生はカップルを装い…参天。
写真提供：（C）日テレ
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