imase新曲「ヒロイン」のMVが公開！平成初期の特撮感ある演出に注目

23歳の岐阜出身、SNS時代を象徴する新世代アーティストimaseの新曲「ヒロイン」のMVが24日(日)に公開された。本楽曲は、淡い恋心を描いた歌詞とアクセントの効いた軽快なサウンドアレンジが印象的なロックナンバー。グローバル寿司チェーン「香港元気寿司」のTVCMのために書き下ろした楽曲だ。

MVは「18」や「Nagisa」、「I say bye」などこれまで数多くのimaseのミュージックビデオを手掛けてきたウドーが監督を務める。”ダークヒーローimase”が登場し、初のアクションシーンにも挑戦し、ストーリー仕立てのコミカルなMVに仕上がっている。

MVは全身黒づくめで、ハットを軽く抑えたimaseが、決め顔で振り向くカットから始まる。撮影の舞台は無味乾燥とした岩場。切り立った崖があり、地面は灰色の砂利に覆われ、周囲には枯れかけて色を失った雑草が散在している。imaseが振り返ると、何やら平成初期の「戦隊モノ」を彷彿とさせるピンク色の覆面を被った女性が。どうやら同じようなデザインの覆面を被る、グリーンから逃げている様子。状況だけ書けば緊迫しているが、ピンクはどことなく世代を感じるシンプルなセーターを着ているし、グリーンは少し時代遅れのサラリーマンのような出で立ち。新曲「ヒロイン」のポップな曲調も相まって、間の抜けた雰囲気が漂っている。

ピンクに助けを求められ、場当たり的にグリーンと対峙するimase。戦う気満々のグリーンと対峙し、たじろぐ、少し情けない感じのするimaseの表情に注目だ。しかし襲い掛かってきたグリーンを前に、覚悟を決めたよう。華麗にグリーンの攻撃を避けると、背後をとって攻撃する。ここでもimaseの、ドヤ顔にも、煽っているかのようにも見えるコミカルな表情がアップで映るのでぜひ見ていただきたい。

グリーンを撃退し、何やらいい感じの2人。しかし逃げ帰ったグリーンが、今度は他の仲間を引き連れ戻ってきた。その仲間もまた平成戦隊の香りを感じるマスクをかぶっているが、例にもれず服装がおかしい。

レッドはパーカーを着ているし、ブルーは全身ジャージ姿、イエローは部屋着のようなラフなスウェットを着ている。ここから間奏に突入するが、突然キャスト紹介が始まり、ポーズを決める「ヒーロー」の面々。imaseの役名は「棚ぼたヒーロー」だ。さらに子供用の三輪車にまたがり走るimaseが映ったかと思えば、今度はヘッドフォンをつけノリノリな怪人が登場するなど、いよいよカオスな状態。いったいここからどのように展開になるのか。ぜひ確認してみてほしい。

コメント欄には「世界観が意味不明で好き」「映像が面白い」などの書き込みが。また国外での人気も高いimaseらしく、海外からと思われるコメントも多数見られた。

<ウドー監督コメント>
今回は「棚ぼたヒーロー」をテーマに、ダークヒーローのimaseさんが主人公となって、思いがけずヒロインを助ける…というストーリー仕立てのMVになっています。昔の特撮の雰囲気や格闘ゲームをオマージュしつつ、王道ヒーローたちが敵となって戦います。初のアクションシーンもあり、コミカルなimaseさんの表情にも注目して是非楽しんで頂けたら幸いです。

imaseの新曲「ヒロイン」のMVはYouTube上で公開中