おつゆダメ絶対!でもおいしいそば店 最寄り駅から車で50分ながら“そば通”が集まる栃木県の『オモウマい店』

2026.7.22 11:00

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7月21日放送の『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』は、栃木県鹿沼市のそば店『山の神ドライブイン』を紹介。「そばにつゆはつけないで」というガンコな店主にスタジオが盛り上がった。

最寄りの鹿沼駅から車で約50分。野生のサルを見かけるほどの山の中で、標高は約700m。およそ飲食店とは思えない古いバラックのような佇(たたず)まいの建物だが、通もやってくるそば店だ。番組スタッフがさっそく取材交渉に入ると、店主ののぶおさん(67)から説明が。「初めて?」と聞いたあと、「説明が2つ。まず薬味のネギ、ワサビ。薬なのでおつゆの中に入れない」との注意。

『山の神ドライブイン』の店主・のぶおさん(67)

もう1つはおそば。「おそばは直接すすってほしい。うちはつゆにつけない」とこだわる。つゆは提供されるが「つゆつけて食べると原料の味がわからない。おそばは風味、香りを食べる」といい、つゆはなめる程度に。「農家さんが良いものを作ってくれているのに」「新米がそのまま食べられると一緒。おいしければおかずがいらねえ」とのこと。そばとつゆと薬味だけの『もりそば』は700円(そば湯付き)。冷たいそばにはそば湯も付く。

『天もりそば』(1,200円 そば湯付き※季節によって天ぷらの種類は変わります)は店主が山の中で採った食材を使用。タケノコなど山菜8種をカラッと天ぷらに。そば粉は、そば好きに知られる茨城県産の『常陸秋そば』。店でそばの実から殻をむいて製粉する。「お酒でいう大吟醸と一緒。磨いて磨いて良い所だけ」粉にする。実の中心部のみ使うため、白く滑らかなそば粉に。水にもこだわっていて、地元で湧き出るものを使用。「軟水でも度数が1番に柔らかい」という水を、店から約200mの場所にある水源(横根山の湧水)から引っ張っている。

『天もりそば』1,200円

そば粉10:小麦粉2の外2そば。そばを練って、そば切り包丁をふるう姿にスタジオからは感嘆の声が。そばを切った余りの端の部分も、ペラっとした板状にして提供。ゆで時間は30秒。ゆで汁を冷やした液の中にそばを盛り付ける。麺とゆで汁を混ぜることで、より良い風味になるそうだ。

「おつゆは半分くらい残してほしい。なぜかと言うと最後にそば湯の飲み方が4通りある」という店主。まず残ったおつゆを3等分し、1杯目のそば湯でそれを2倍から3倍に薄める。2杯目はネギを半分入れて。3杯目はネギ、天つゆ、天かす、七味を入れる。4杯目は底の方に残った濃いそば湯のみをいただく。ヒロミも「これはうまいねえ」と太鼓判。

『かけそば』800円

つゆを使った温かい『かけそば』(800円)もあるが、これに店主は不満そう。「温かいのは、だし吸っちゃうから、おそばの味はしないよ?初めて食べるなら冷たいおそば」と、あくまでつゆなしにこだわる。

それでも“つゆ”作りにも妥協はない。かつお節とさば節の2種類をブレンド。それをこした一番だしに、2年以上昆布を入れたしょうゆを混ぜる。そこにさらに昆布を投入して煮る。高級昆布の代表格である羅臼昆布一等を惜しげもなく使用。1度の仕込みで約400g入れるそうで、「400g入ると(費用は)万だよ。何万円だよ」と店主。

スタジオは「これだけこだわりのつゆに“つけちゃダメ”って」「いよいよつけて食べたくなりますよね」と興味津々だった。

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写真提供:(C)中京テレビ
文:entax編集部

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