entaxが注目の新人アーティストを紹介
音楽新企画NEXT BREAKERS第1弾
フジロックにも出演で大注目 ウクレレで歌う“日常”
シンガー・ソングライター 来島エル

2026.7.21 13:30

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来島エルの写真

entaxが発信する新たな音楽企画『NEXT BREAKERS』
テレビ番組で国内外を問わず数々のアーティストをブッキングし、音楽ライターとしても活躍するプロデューサー・喜久知重比呂が、“これから来る”アーティスト『NEXT BREAKER』を紹介し、その魅力を深掘りしていく。

entax読者のみなさんも“最初のファン”になってアーティストを応援してほしい。次のビッグアーティストをつくるのは、テレビでもレーベルでもなく、応援している読者の皆さんです。一緒に未来をつくっていきたい。

来年春にはentax主催の音楽フェスも開催予定。フェスもみなさんと作っていきたい。みなさんが見つけた新しい才能、次のスターもぜひ教えてほしい。

記念すべき一組目は、この夏「フジロックフェスティバル」をはじめ大型音楽フェスへの出演が次々決まっている、業界も大注目のシンガーソングライター・来島エル。

ウクレレのやさしい音色に乗せて歌う“日常”が共感を呼び、ファンが急増中。ブレイク必至の注目アーティスト。

―最近ファンがどんどん増えていますよね。どんな方が聴いてくれているんですか?

来島:
本当にうれしいです。年齢や性別は関係なく聴いてくださっていて、ライブには家族で来てくださる方もいます。

―ライブを何度か拝見していますが、いつも堂々としている印象があります。

来島:
実はすごく緊張しているんです(笑)。でも、ステージに立ったらやるしかないので。

―音楽を始めたきっかけを教えてください。

来島:
子どもの頃から、とにかく音楽を聴くことが大好きでした。中学生の時に友達と1、2曲作ったのが始まりですね。

―どんな曲だったんですか?

来島:
歯医者の曲です(笑)。その頃、歯の矯正をしていて、外れた時の喜びを表現したくて友達と作りました。高校生の時に学校の渡り廊下で男子がギターを弾いていて、その演奏に合わせて即興で歌ったんです。持っていた新聞に書かれている言葉にメロディーを付けて歌ってみたら、「私、メロディーが作れるんだ」と気づいて。それがきっかけで、自分で歌詞を書いて曲を作ることにハマっていきました。

―初めて人前で歌ったのは?

来島:
高校2年生の文化祭です。ギターを弾く友達と一緒にオリジナル曲を歌いました。

目に映ったものを歌に…作った曲は約200曲

―プロデューサーから「曲を作るペースがすごく速い」と聞きました。これまで何曲くらい作ってきたんですか?

来島:
200曲くらいは作っていると思います。

―ウクレレを始めたきっかけは?

来島:
最初はベースを始めたんですが、1年くらいで自然にやめてしまって。そのあと高校でギターを始めたんです。でも、チューニングの機械がベース用になっていることに気づかなくて、そのまま合わせたら弦が切れちゃって(笑)。それでギターもやめたんです。そんな時、寮生活をしていて、別の部屋の子がウクレレを持っていたんです。触らせてもらったら、「次はこれだ!」って(笑)。弦も切れにくいし。

―歌詞はどんな時に浮かびますか?

来島:
常に頭の中にたくさん言葉が浮かんですけど、その中から「色がついている言葉」を選ぶような感覚です。例えばポスターが目に入ったら、「ポスターの歌を作ろう」と思って、そこから連想して曲を作っていきます。

―詞を作るうえで大切にしていることはありますか?

来島:
きれいにしすぎないことです。悲しい時に幸せな曲は作れないと思うし、きれいじゃないものをきれいとは言いたくない。自分からまっすぐ出てきた言葉を、あまり変えずに歌いたいです。日記に近い感覚かもしれません。

―曲について教えてください。最新曲『どォーだい?』は「その日暮らし」という言葉が印象的ですが。

来島:
大貫妙子さんの「都会」に出てくる言葉なんです。以前からその曲を聴いていて、「その日暮らし」という言葉から、いつか曲を作りたいと思っていました。上京する人と、それを見送る人、2つの視点で書いた曲です。

―『ケモノであれ』はどんな曲ですか?

来島:
音楽をこの先も続けられるんだろうかって、自分を見失っていた時期があったんです。その頃、友達の家に泊まりに行った時に、財布を忘れてしまって(笑)。その日はPASMOとPayPayだけで何とか乗り切ったんです。それが「ひとつ何かあれば何とかなるかもしれない」と思えて。そんな本当にあった出来事を書いた曲です。

―「空の下は」は戦争と平和へのメッセージを歌っていますね。

来島:
音楽の仕事がなかなかうまくいかなくて、挫折して、少し鬱っぽくなって家でずっと寝ているような時期がありました。見かねた母が「どこか行ってみたら?」と背中を押してくれて、いろいろ応募もしてくれたんです。それで放浪の旅に出ました。台湾にも行きました。旅で劇的に変わったわけではないんですけど、観光していると次々に曲が浮かんできて、「やっぱり私は曲を作っていないと生きていけないんだ」と思いました。この曲も沖縄に行った時に感じたことがあって作りました。

日本最大級の音楽フェス「フジロックフェスティバル2026」で憧れのアーティストたちと同じ舞台へ

来島エルは出場権を賭けたコンテストに勝ち抜いて、茨城・ひたちなかで開催される大型音楽フェス『Lucky Fes’26』(8月8日~11日)の出演権を獲得。さらに、国内外のアーティスト200組以上が出演する日本最大級の音楽フェス『フジロックフェスティバル‘26』(新潟・苗場スキー場・7月24日~26日)にも出演が決まっている。

―旅を経て復活した来島さん。今年は本当に注目度急上昇ですね。フジロック出演も決まりましたね。

来島:
めちゃくちゃうれしかったです。発表された時は信じられなくて、自分の名前を何回も確認しました(笑)。

―フジロックは全国、そして海外からもたくさんのお客さんが集まります。これまでとは全く違う環境ですね。

来島:
内容は今考えているところなんですが、40分というちょうどいい長さなので、とにかく楽しむしかないですね。虫よけスプレーは買いました(笑)。

―フジロックで観たい、注目のアーティストはいますか?

来島:
MITSKIさんとNakamura Emiさんです。影響を受けた、歌が本当に大好きな2人です。特にNakamura Emiさんは高校生の頃から聴いていて、音楽を始めるきっかけになった存在でもあります。

MITSKI
Nakamura Emi

FUJI ROCK FESTIVAL ’26
Luckyfes’26

自身のあこがれ、目標でもある先輩アーティストたちと、ついにフジロックという同じ舞台に立つ来島エルさん。今後の目標を聞いてみた。

来島:
全国の人に曲を届けて、もっと知ってもらいたいです。大きな目標は、朝ドラの主題歌を担当することです。

―entaxの読者へメッセージをお願いします。

来島:
私はネガティブな人間なんですが、自分のためにポジティブな曲を作っています。その曲で、みなさんの背中を押しすぎないくらいに寄り添えたらうれしいです。マイナスドライバーはプラスにも使えるんですよ。マイナス×マイナスでプラスにしましょう!いつかドライバーの歌も作りたいと思っています。

来島エル プロフィール
透明感と哀愁を併せ持つ歌声と、独自のウクレレ表現で注目を集めるシンガーソングライター。 セルフライティングによる楽曲は、聴く人それぞれの記憶や感情に寄り添う音楽として幅広い共感を呼んでいる。 「TuneCore Japan INDEPENDENT ARTIST 100 – 2026」ベストアーティスト200組にノミネートされた他、台湾最大級の音楽配信サービス「KKBOX Taiwan」の注目プレイリストにバナーアーティストとして採用されるなど、アジア圏からの関心も急速に高まっている。 ダイハツCM「はたらくわたしにダイハツメイ。」にてジッタリンジンの「プレゼント」の替え歌を歌唱。現在公開中。 下北沢・代官山を中心に活動中

来島エル最新曲

来島エル – 「生」Official Teaser|2026.7.11 Release

インタビュー:プロデューサー 喜久知重比呂
レディー・ガガ、テイラー・スウィフト、ブルーノ・マーズなど数々のアーティストを日本のテレビ番組にブッキングし生ライブをプロデュース。国内外のミュージシャンとも交流し音楽フェスをプロデュース・演出。音楽・映画・アートなどのライター、DJとしても活躍中。その知識とパイプを活かし、注目のアーティストを紹介していく。

☆次回以降の予告☆
“唯一無二のハーモニー”双子のアーティスト
日本初ライブ!アメリカの二世アーティスト
が登場

写真:entax編集部
取材・文:喜久知重比呂

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