ヒロミ「肉のしゃぶしゃぶより何十倍もうまい」瀬戸内タコ漁の神が作るタコのしゃぶしゃぶに感激
ヒロミと小泉孝太郎の2人がMCを務める『オー!マイゴッド!私だけの神様、教えます』が7月18日に放送。ヒロミと孝太郎がしまなみ海道をドライブし、瀬戸内タコ漁の神が獲ったタコを堪能した。
道行く人に“その人にとっての神様のような存在”を聞き、実際に会いに行くこの番組。今回はヒロミと孝太郎がスタジオを飛び出してしまなみ海道をドライブ。生口(いくち)島で“しまなみ海道の神様”を探していたスタッフが紹介してもらったのは、瀬戸内タコ漁の神・新地正明さん(77)。魚を獲る腕前はもちろん、船の操船、料理、魚の捌(さば)き方まで何でもこなす“生き字引”のような存在だという。

瀬戸内海は日本を代表するタコの名産地で、“西の明石、東の佐島”と言われる日本2大タコの1つ“明石のタコ”を産んだ海だ。小さな島が入り組んだ瀬戸内海は潮の流れが速いため、タコの身は強く引き締まり、外国産とは比べものにならない弾力が生まれる。そんな瀬戸内のタコを知り尽くす神・新地さんが行うのは、弥生時代から続く伝統漁法“タコ壺(つぼ)漁”。広島県は瀬戸内のタコのブランド価値を守るため、餌を使った大量漁獲は禁止しており、海底に沈めた壺に入ったタコの身を傷つけずに水揚げする。

神・新地さんはスタッフも一緒に船に乗せてくれて、タコ漁へと向かった。黒いウキを目印にロープを引き上げていくが、最初の数個は空振り。7つ目の壺にようやくタコが入っており、塩をかけるとタコは塩分濃度の変化に驚いて壺から飛び出した。壺は全部で100個以上あり、力仕事が続く。温暖化などの影響でタコの漁獲量は10年間で3割以下に減り、この日は160壺中わずか9匹。中には約2.3kgの大物もいて、スーパーなら1万円以上の価値だという。

漁を終えた一行は、しおまち商店街から車で6分の『瀬戸田サンセットビーチ』へ。神・新地さんが営む『海の家 はまや』で、獲れたてのタコ料理を振る舞ってくれることに。ヒロミと孝太郎がやって来ると、とれたてのタコを手に取らせてくれる。その吸盤の強さに驚くヒロミと孝太郎。

まずはタコの刺身。前日に獲れたタコの足を1本ずつ切り分け、かたくり粉でぬめりを取り、皮を丁寧にはぎ取る。そして30秒湯通しして氷水で締めることで、身はさらに引き締まり弾力が増す。吸盤のコリコリ感が際立ち、ヒロミは「身が締まってる、筋肉質」と驚き、孝太郎も「うま味がすごいですね、噛(か)めば噛むほど」と絶賛した。

続いて瀬戸田産レモンを入れた天ぷら粉で揚げるタコの天ぷら。衣で食材をコーティングする“包み蒸し”状態になり、タコの香りとうま味が凝縮されるという。ヒロミは「地鶏みたいな弾力」と驚き、孝太郎も「天ぷらにするとまたうま味が違う」と感心。神・新地さんは「天つゆじゃなくレモンを絞って食べるのが俺流」とすすめ、2人は「爽やかでおいしい」と大満足だった。

最後はタコのしゃぶしゃぶ。昆布出汁にレモンと大根おろしを加えた神・新地流で、大根おろしの酵素がタコを柔らかくする。しゃぶしゃぶすると“くねる”ほど新鮮で、ヒロミは「永遠に食べられる」「肉のしゃぶしゃぶより何十倍もうまいと思う」と大絶賛。

孝太郎も「フグ鍋みたい」と驚き、神・新地さんは「うれしいなぁ」と笑顔を見せた。神・新地さんは元々広島で飲食店を経営していたが、人に任せた結果大赤字になり、借金を抱えて「なんとかしなければ」と50歳の頃にタコ壺漁師に転身した。『海の家 はまや』も自分で建てたという職人肌で、ヒロミは「すごいね~」と感心していた。瀬戸内の激しい潮が育てる筋肉質でおいしいタコを、伝統漁法で丁寧に獲り、最高の状態で料理する神・新地さん。刺身、天ぷら、しゃぶしゃぶと、瀬戸内の魅力を余すことなく伝える“タコ壺漁の神”だった。
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