インポッシブルが47都道府県の食材を集め、究極の出汁を目指す!過去類を見ない挑戦にスタジオ沈黙…
7月14日に放送された『X秒後の新世界』に、お笑いコンビ・インポッシブルが出演。日本中の特産品を使って、究極の合わせ出汁(だし)作りに挑戦した。
日常のちょっとした疑問や謎に切り込む本番組。今回は47都道県の特産品を集め、日本列島のうま味を凝縮した出汁づくりをすることに。
そもそも出汁とは、食材を煮出し、うま味成分を抽出した液体を指す。出汁文化に詳しい、東京聖栄大学食品学科の福留奈美教授によると、出汁のなかでも特においしく感じるのが“合わせ出汁”だそうで、食材の組み合わせによって“うま味の相乗効果”が生まれることがあるという。例えば昆布と鰹節(かつおぶし)の組み合わせは、2つの旨味成分であるグルタミン酸、イノシン酸が合わさり、うま味の感じ方が7〜8倍にもなるんだとか。
そこで日本中の特産品を使うことで、日本を象徴する出汁を作ろうと始まったのが今回の企画。インポッシブルのえいじとひるちゃん、お出汁研究家の峰村咲子さんが挑戦する。
生産量や漁獲量などを参考に、各地域の特産品からいい出汁がとれそうな食材をチョイス。昆布(北海道)やアサリ(愛知)など分かりやすいものから、ブルーベリー(東京)やあんぽ柿(福島)など出汁のイメージはない、一風変わったものもチョイスし、最強の出汁を目指す。
農林水産省の調査結果(※)から選抜された47都道府県の名産品で出汁づくりを開始。食材を前に、峰村さんは「心強い食材もあり、冒険食材もありでドキドキしますね」とコメント。おいしい出汁をとるため、峰村さんは6つのステップで調理の計画を立てた。
(※農林水産省HP「都道府県の農林水産業の概要(令和7年版)」
■47食材をひとつの鍋に…
ステップ1では、まずは肉の出汁を抽出。肉の骨は、うま味が出るまでに時間がかかるため、早めに取り掛かる必要がある。牛肉(神奈川)、豚肉(鹿児島)、近江しゃも(滋賀)を、臭み消し効果のあるにんにく(青森)、しょうが(高知)、さらに玉ねぎ(岡山)、わけぎ(広島)を合わせ、3時間かけて煮出していく。
続いてステップ2では、他の食材を丁寧に下ごしらえしていく。断面から出汁が出やすいようにあわび(岩手)は切り分け、トマト(熊本)は甘味が出るようにフライパンで焼き目をつけ、シロエビ(富山)はバーナーで焦がし風味とコクを最大限引き出す。かんぴょう(栃木)も、優しい出汁が出るよう丁寧に塩もみした。
ステップ3では、下ごしらえした野菜や魚を巨大な鍋に一気に投入。大量の食材を一緒に煮込んでいく。そしてステップ4では、甘味の多いフルーツ類を別の鍋で煮込み、うま味を抽出。
香りの強い食材は最後のほうに投入するということで、ステップ5としてしゅんぎく(大阪)、せり(宮城)、じゅんさい(秋田)、サンショウ(和歌山)を順に投入。そしてついに最後の食材、47食材目ののり(兵庫)を鍋に投入した。
峰村さんよるとのりは溶けてしまうため、最終段階まで投入しなかったという。しかも、のりだけでグルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸という3つのうま味成分を有している。最後にのりを加えることで、のりの風味を鍋に出すのだという。
そうして出来上がったフルーツ類の鍋と、その他食材の鍋。2つの鍋から出汁を適量抽出して合わせ出汁とし、ついに日本47都道府県の名産品で作った出汁が完成した。

■47食材が入った究極の合わせ出汁 果たしてその味は…?
出来上がった出汁はスタジオの面々が試飲。「他では味わえない味ってことでしょ?」と期待が高まるなか、合わせ出汁の匂いをかいだゆうちゃみは「いい感じですね、匂いは」とスタジオ内での香り評価はクリア。最も大切な味の審査に入る。
「いただきます!」と一斉に口を含んだ一同だが、全員が何とも言えない微妙な表情を浮かべた。

霜降り明星・せいやは「なんやこの味!」と笑いだす。ヒコロヒーは「最初はなんか魚介の知ってる味で安心しかけたところ、後から甘味がグーンってきて」とおいしいとも、マズいとも言えない結果に。WEST.の中間淳太も「最終的に苦味が残りません?」「漢方っぽい」とコメントした。
またホラン千秋が「47使わなくてもこの味は出せる」とコメントすると、スタジオに合わせ出汁とともに登場したインポッシブルの2人は、「いろんな所行って集めてきたんですよ!」と返えしスタジオの笑いを誘った。

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