広瀬すず&林遣都が息ぴったり兄妹役で出演 普段の距離感が影響?「久々に会っても不思議と…」Netflixシリーズ『ガス人間』

2026.7.1 16:30

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広瀬すず、林遣都の写真

6月29日(月)、Netflixシリーズ『ガス人間』の公開記念イベントが行われ、主演の小栗旬、蒼井優、広瀬すず、林遣都、UTA、竹野内豊らが登壇した。本作は東宝で1960年に公開された映画『ガス人間第一号』を、全8話の完全オリジナルストーリーによるドラマシリーズとしてリブート。

劇場型の連続予告殺人を仕掛ける「ガス人間」とそれに立ち向かう刑事・岡本賢治(小栗旬)と報道記者・甲野京子(蒼井優)の物語を描く。

♦スモークからガス人間が登場!

登場するUTAの写真

イベントは、本作にも出演するクリス・ぺプラーがMCとして登場。オープニング映像が流れる、サーチライトが怪しげに蠢く中、スモークを潜り抜けて現れたのは、本作で“ガス人間”を演じるUTA。圧倒的な存在感で会場の視線を釘付けにすると、続いてシルエットの中にキャスト・クリエイター陣が登場し、会場は割れんばかりの拍手に包まれた。

主人公の刑事・岡本賢治を演じた小栗旬は、「素晴らしいキャスト、クリエイターの皆さんと作ったこの作品を、ようやくお届けできることがうれしいです。」と観客に向かってあいさつ。

小栗旬の写真

本作が演技初挑戦にして俳優デビューだったと語るUTAは、「撮影中も今も、まだ慣れない部分や至らない部分が本当にたくさんあるのですが、この『ガス人間』という素晴らしい作品の力になれるよう全力で挑みました。こうした華やかな場に立たせていただくのも初めてなのでとても緊張していますが、どうか温かく見守っていただければ幸いです」と力強く語ると、会場からは温かい拍手が送られた。

♦兄妹役を演じた広瀬すず&林遣都「普段はあまり・・・」

イベントではキャストの役作りの話題に。小栗は、自身が演じた刑事・岡本賢治について「正義感だけでなく、非常に情に厚く人間味のあるキャラクター」とコメント。「完璧なヒーローではなく、目の前で起きている『前代未聞のあり得ない現実』に困惑し、葛藤しながら泥臭く突き進んでいきます。警察が手に入れる情報だけでは、常にガス人間の引き起こす怪事件のスピードに一歩遅れてしまう。そのもどかしさや感情の揺れが、物語の入り口として感情移入しやすい存在になっていると思います」とその魅力を語った。

小栗旬の写真

記者・甲野京子を演じた蒼井は自身の役柄について「非常に芯が強く、タフな行動力を持った女性」としつつ、「単に強いだけでなく、日常の中に潜む小さな違和感や、異常事態の裏にある繊細な人間のドラマを鋭く見抜いていく」とコメント。また、ドラマについて「警察の捜査とはまた違った、記者という独自の鋭い視点があることで、作品の持つ人間ドラマの奥行きがさらに一段と深くなっていると感じながら演じました」と振り返った。

蒼井優の写真

物語をかき回すトリックスター的な動画配信者兄妹を演じた広瀬と林は、息の合った掛け合いを披露。藤川華歩役を演じた広瀬は「華歩はこれまでの登場人物たちとは全く違う、非常に軽やかで現代的な感覚を持った女の子です。配信者という立場だからこその事件との距離感やスピード感、物語を予想外の方向へ引っかき回していく面白さに注目してほしいです」と自身の役柄について語った。

広瀬すずの写真

兄・富士太を演じた林は「妹の華歩に振り回されながらも、発信する側として情報がどう社会に伝わっていくかまで含めて事件に関わっていくのがとても現代的で面白かったです。撮影現場でも広瀬さんとのコンビとしてのテンポ感を大切にしました。ちなみに、お互い普段から久々に会っても不思議とあまり多くを喋らない空気感があるのですが、それが富士太と華歩のリアルな兄妹の距離感にそのまま活きていた気がします」と明かし、会場の笑いを誘った。

林遣都の写真

演技初挑戦のUTAは「人間離れした存在を演じるにあたり、言葉よりも身体の所作や動き、目線ひとつでいかに説得力と不気味さを作り上げるか、という点に最も心を砕きました。片山監督とも細かく相談しながら、衣装やメイクの細部に至るまで、どうすれば『得体の知れない恐怖と哀哀さ』を両立できるか、相当な準備と模索を重ねて撮影に挑みました」と難しい役柄について振り返り、「毎日が本当に刺激的で、役者として素晴らしい経験をさせていただきました」としみじみ語った。

UTAの写真

最後に、黒い噂の絶えない企業の社長・森靖利を演じた竹野内は、「森は一見するとただ者ではない圧倒的な不穏さをまとった人物ですが、ただ怖いだけでなく、その裏に隠された複雑な奥行きやギャップを意識しました。今回はキャラクターのビジュアルの作り込みも含めて、今までの私のイメージを覆すような強いインパクトを持つ人物になっています。彼が物語の緊張感をどう支え、どのような奥行きをもたらすのか、本編でぜひ確かめていただきたいです」と、自身の新境地となる役どころへの手応えを語った。

竹野内豊の写真

♦『パシフィック・リム』デル・トロ監督も絶賛した原作

エグゼクティブプロデューサーと脚本を務めたヨン・サンホ氏は、原作である映画『ガス人間第一号』への熱いリスペクトを告白。「当時として非常に斬新なアイデアと素晴らしい特撮技術で作られた傑作であり、何より根底にある重厚なヒューマンドラマが極めて魅力的でした。今回のリブートでも、そのエッセンスを大切にし、SFやスリラーとしての面白さはもちろん、現代社会を生きる人間たちの剥き出しの欲望やドラマを深く描き出すことに注力しました。」と話す。

ヨン・サンホ氏の写真

また、映画『パシフィック・リム』でも知られるギルレモ・デル・トロ監督とのエピソードについても言及。『ガス人間』のリブートを手がけていることをデル・トロ監督に明かすと、『もちろん知っているとも!実は私の映画『ヘルボーイ2』に登場するヨハン・クラウスというキャラクターは、まさに東宝の『ガス人間第一号』から多大なインスピレーションを受けて作ったものなんだ!』と興奮気味に話していたことを明かした。

ヨン氏は「原作が世界中のクリエイターにどれほど大きな影響を与え、愛され続けているかを再確認しましたし、今回の新しいシリーズも、世界中のファンの期待を裏切らない普遍的な強度を持った素晴らしいクオリティに仕上がったと確信しています」と本作が持つグローバルな可能性に強い自信を見せた。

本作でメガホンをとった片山慎三監督は、見どころについて「特に象徴的なのは“ガス人間”のビジュアル表現です」と語る。「撮影現場では当然、ガスになった状態のUTAさんはいないので、小栗さんをはじめとする演者の皆さんには、何もない空間や空を見上げながら、想像力だけで驚きや恐怖を表現していただくという難しいお芝居をお願いしました。」と撮影の裏側を明かし、「実際そのガス人間が最新鋭のCG(白組)としてどう立ち上がるのか、人間からガスへ、あるいは石像からガスへと変化していくリアルな質感、車のダイナミックなバックフリップをはじめとする現代の技術ならではのダイナミックな演出など、徹底的にリアリティにこだわって作りました。」と話した。

片山慎三監督の写真

小栗は最後に「この作品は、前代未聞の事件そのものの衝撃はもちろん、映像の迫力、そして登場人物たちが織りなす人間ドラマの広がりに至るまで、まさに“新次元”の名にふさわしいスケールの大きなクライムスリラーに仕上がっています。今日皆さんがここで集めてくださった手がかりの先にある真実を、ぜひ7月2日配信の本編で目撃してください」と熱いメッセージで締めくくり、イベントは幕を閉じた。

Netflixシリーズ「ガス人間」配信記念イベントの全体写真

Netflixシリーズ「ガス人間」配信記念イベント
6月29日(月)東京ミッドタウンにて開催

登壇者:小栗旬、蒼井優、広瀬すず、林遣都、UTA、竹野内豊
ヨン・サンホ(エグゼクティブプロデューサー/脚本)、片山慎三監督

Netflixシリーズ「ガス人間」
2026年7月2日(木)より世界独占配信(全8話・一挙配信)

<作品ページはこちら>

文:entax編集部

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