115坪の5LDK、相場で約690万円の家をわずか50万円で購入できた理由とは?本州からの移住者が住む東京都・伊豆大島の家を大調査
山田邦子とWエンジン・チャンカワイが、6月25日放送の『見取り図の間取り図ミステリー』に出演。東京都・伊豆大島で、115坪の5LDKの家をわずか50万円で購入できた理由を調査した。
人口約6800人で、三原山の自然、伊勢エビなどの海産物、べっこう寿司、温泉などの観光資源が豊富な伊豆大島。港区からジェット船で約1時間45分、調布市から飛行機で約25分と、本州からのアクセスも良いため移住人気が高い島となっている。
今回、山田とチャンが訪れたのは、都はるみの『アンコ椿は恋の花』の舞台となったことで有名な伊豆大島の波浮(はぶ)地区。目的の家に着くと、2人は「めちゃくちゃきれいですね」「素敵」と目を引くレモンイエローの外壁を褒めた。家の中から出てきたのは、埼玉県から伊豆大島に移住し、2年前からここに住んでいるという泉澤章浩さん。外壁について、「縁起を引き寄せるための黄色です」と教えてくれた。
そんなこの家は、115坪の5LDK。泉澤さんが「50万円で買ったんですよ」と言うと、山田は「信じられない」と驚いた。ちなみに伊豆大島の平均坪単価は約6万円(※)のため、相場だと約690万円するはずの物件だ。山田は「中がボロボロ?」と予想すると、泉澤さんは「中見てもらって」と促した。
※出典:令和8年地価公示【国土交通省】を元に伊豆大島地区3か所のデータを平均して算出

築約50年のこの家は、2階建ての5LDKで、広さは119平米。リビングとキッチン、洋室が4部屋と和室が1部屋ある、ぜいたくな間取りのこの家をなぜ50万円で購入できたのか。
さっそく2人は家の中を調査することに。玄関の左側にある9帖(じょう)のリビングは、元々畳張りの和室だったものをフローリングにリフォームしたという。ここで、チャンは壁に取り付けられた小さな機械に気がつき、「あれなんですか?」と尋ねた。これは町の防災無線で、泉澤さんは「朝は、“今日の出帆港は~”で始まる」と教えてくれた。伊豆大島には元町港と岡田港があり、風や海の状況により船が泊まる港が決まるため、毎日無線で放送されるのだ。
泉澤さんは、移住する前にも何度も旅行で伊豆大島に足を運んでいたという。「雰囲気がすごく好きで。ここでセカンドライフできたらいいなあと思って」と伊豆大島に惚(ほ)れこんだことを明かした。移住前は会社員をしており、現在は庭の草刈りから蜂の巣駆除までも請け負う、“なんでも便利屋”を営んでいる。

山田も「年齢的に移住は本気だから。あちこち今探してるんですよ。伊豆大島も釣りとかで何度も来てます。かなり心がグラグラきた」と移住を真剣に検討している様子だ。
2階には、広々とした洋室が2部屋ある。部屋の中に洗濯物が下がっているのを見て、チャンが「室内干し?めちゃめちゃ晴れてますよ」と驚くと、泉澤さんは「潮風があるから乾きづらい。普段平気で10~20m吹いている」と伊豆大島ならではの気候の事情を教えてくれた。伊豆大島では、風速10m以上の日が1年の3分の1にものぼるのだ。
そしていよいよ、この物件を50万円で購入できた理由が明らかに。リビングに戻り、チャンが「この物件が50万円の理由、教えてください」と言うと、泉澤さんは「そこ見てもらえますか」と言って梁(はり)を指差した。梁には、水で濡(ぬ)らしたような跡がくっきりと残っている。山田は「しま模様はシミなんですか!」と理由に気がついた。

伊豆大島は風が強く大雨の日も多いため、家に強い雨が染み込んで、購入時には梁や壁が傷んでしまっていたのだ。「雨風でやられて、(壁に)ボッコリ穴があいていたんです」と泉澤さん。雨風の対策として、トタンを貼って補強し、瓦屋根を補修したため、リノベーションには約650万円かかったそうだ。
最後に、チャンが「泉澤さんからして、邦子さんがいらっしゃるってなったらどうですか?」と尋ねると、泉澤さんは「大歓迎します」と笑顔で答えた。山田は「この放送局やりたいよね」と言って防災無線を指差すと、チャンが「出かけられへんわ、聞きたくて」とツッコミを入れ、笑いを誘った。

VTRを見終えたスタジオのアルコ&ピース・平子祐希は、「ここを買ってきれいにして、整えて、自分は遊びに行って。行ってないときは民泊でお貸ししたりとかね」と島の家を安く購入した場合のアイデアを語った。

