北海道・トドマツの消臭成分が夏場の臭い対策のカギに?フラミンゴ飼育数日本一のフェニックス自然動物園で実証実験

2026.6.26 15:15

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フラミンゴ展示場での消臭成分 散布の様子

2026年5月18日(月)、宮崎県・宮崎市と株式会社エステー(以下、エステー)が、臭気対策および環境改善に関する「連携協定」を締結した。

この協定は、エステーが持つ招集に関する知見と、「畜産王国」とも言われる宮崎の広大な畜産フィールドや畜産に関する知見を相互に活かし、連携することで、畜産業や動物園における臭いの問題の解決、またこれに関連する製品や技術の有効性に関する実証実験や情報収集を行うために締結された。

左:エステー 山本取締役 右:清山知憲 宮崎市長
左:エステー 山本取締役 右:清山知憲 宮崎市長

♦消臭のカギはトドマツ?フラミンゴ日本一の飼育数を誇る動物園で実証実験

この協定に基づき、エステーは実証実験を実施。実証実験で活用されるのは、北海道トドマツの枝葉から抽出した空気浄化作用に優れる機能性樹木抽出成分「クリアフォレスト」。これまで自然廃棄されてきた樹木の残材を有効活用した成分だといい、臭気対策へのアプローチが期待される。

実証実験が行われたのは、宮崎市フェニックス自然動物園と、市内の養鶏場(川野浩農場)。実はフェニックス自然動物園はフラミンゴの飼育頭数が日本一として知られており、夏場、特に問題となるフラミンゴの臭い問題の解決のために、実証実験が行われることが決まった。

展示場での消臭成分 散布の様子
展示場での消臭成分 散布の様子

実証実験では、トドマツの枝葉から抽出した成分を消臭剤として希釈しながらフラミンゴの池の周りへの散布が行われた。またトドマツの枝葉の消臭成分が練り込まれたシートをフラミンゴ展示場の屋根上に貼ることで消臭効果の検証を行っている。

エステーの山本取締役は、この取り組みについて「動物園での消臭実験は初めてのチャレンジとなるが、森林資源を使った天然の成分で、動物の環境の中にある悪臭をどれだけ対応できるか期待している」とコメントしている。

エステー・山本取締役の様子
エステー・山本取締役の様子

♦清山知憲 宮崎市長コメント

本市では、様々な行政課題を解決するため、企業の皆様の知見やノウハウ、リソースなどを生かした公民連携に取り組んでおり、この度の協定締結により、エステー株式会社がもつ技術や製品を生かして、養鶏農家の現場や動物園で臭いの低減に関する実証実験に取り組むこととなりました。
今回の実証実験が、畜産業の環境改善や生産性向上、動物園の快適な環境づくりに繋がることを期待しております。
エステー株式会社としっかりと連携し取り組んでまいりたいと考えています。

♦エステー 山本常務執行役コメント

当社は、2007年から北海道の森林資源を活用した事業を推進してきました。これまで培った資源や技術を宮崎市の畜産業や動物園における臭気対策の他、さまざまな環境改善への活用へと広げていき、宮崎市の発展に貢献できるよう実証実験を進めていきたいと考えています。

文:entax編集部

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