アンジェラ・アキ「全て破綻した」紅白、オリコン、武道館ライブ…“勝ち取る”人生に疲れた自身を救った出会いとは
活動を休止し、アメリカでミュージカル音楽作家の勉強に励んでいたアンジェラ。そんなアンジェラに、長年蓄積した心の疲労が一気に押し寄せた。“勝ち取る生き方”をしてきたアンジェラは「そういう風にずっと生きていくと、やっぱどこかで破綻しちゃうんですよね。それが私にとって42~3の時に全て破綻した」と、ついに限界を迎えた。

何もする気が起きず、全てが嫌になった。そんな時に、ジェイク・ハイド氏と出会った。カウンセリング医師であるハイド氏。アンジェラはハイド氏と共に、なぜこれほど苦しいのか、自身の心を解きほぐしていった。
カウンセリングについてアンジェラは、「その時に自分が抱えている葛藤とか悩みを説明して、それに対するアドバイスをもらうとか。どうしてそういう風な考え方になるのか、その恐れの裏側には何があるのか、それを分析していく」と説明する。ハイド氏との対話を通じ、幼少期の疎外感や、何か目に見えないものと戦って勝とうとする生き方が、自身の心を疲労させていたと気づいた。

「私の場合はハーフで育ったっていうことが大きいポイントでもあったりするけど、たぶん誰にでもいろんなシチュエーションがあると思うんです、それぞれが幼少期に受けるトラウマって。自分ってそのまま凍ちゃってるんですよ。愛されたくて必死になってる自分が凍ってたりとか、怒ってるのに怒れない自分がそのままいたりとか。それをカウンセリングで、しっかり精神と肉体の結びつきだったりとか、どういう風に向き合っていくのかっていうのを学んでいった感じですね」と語った。
自身の心、身体と向き合い、再び前を向けるようになったアンジェラ。活動を再開した今、以前とは違う生き方ができるようになったという。「内から外。本当は何かを外で勝ち取らなくても、何を成し遂げなくても、私の価値は何も変わらない。武道館でライブができても、ライブハウスですらライブができなくてもの価値は変わらないんですよ」と、晴れやかな表情で語った。

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