「アンジェラ・アキの歌声は言語の壁を越えた」アリソン・ラッセルのプロデューサーが語る、アンジェラの才能
シンガーソングライターのアンジェラ・アキが6月6日放送の『Google Pixel presents ANOTHER SKY(アナザースカイ)』に出演。活動休止期間で暮らしていたアメリカ・ナッシュビルを訪問し、尊敬する人物との再会を果たした。
美しい歌声と、人の心を震わせる歌詞で絶大な支持を得たアンジェラ。2014年の活動休止以降はアメリカに渡り、ミュージカル音楽作家としての勉強に励んだ。テネシー州に位置するナッシュビルには、2016年から7年間住んでいた。

音楽の街らしく、入口頭上にはピアノの鍵盤が
ナッシュビルは全米でも屈指の音楽の街として知られ、街中に音楽があふれている。アンジェラが言うには、「街角で演奏している人たちがその辺のプロより上手い」のだそう。カントリーミュージックの聖地として名高く、アンジェラは、「また住みに戻りたいなって思ってる街です」と言って街を歩いた。

そんな暮らしのなか、今年発表した新曲の立役者に出会う。「私が、ナッシュビルで暮らしているアリソン・ラッセルっていうアーティストが大好きで、“この人のプロダクションチームって誰なんだろう”っていうのを探っていったら、JTに出会えた」と振り返る。
JT Neroは、グラミー賞で4部門にノミネートされたアリソン・ラッセルのアルバム『The Returner』を手掛けた名プロデューサー。そんな彼が、なぜ縁もない日本のアーティストからのオファーを引き受けたのか。JT氏のもとを訪れ、話を聞いた。

JT氏は「君のデモを聴いた時、全てを歌の中に表現する“生命力”と“勇気”を感じたんだ。君は自分の恐怖や不安をさらけ出すことを恐れない。それは信じられないほど勇敢なこと。メロディー。フレーズ、歌声を聞き取るのに言語は必要なかった。聴いた瞬間に“よし、やろう”って思ったよ」と、初めてアンジェラの歌を聴いた当時を振り返る。
さらにJT氏は、「偉大なソングライターは言語に関係なく、苦労や感じていることをほんの数行で表現する。聴いた人が、“私が言いたかったことはこれだ!”と思うような。間違いなくその経験ができるはずだよ、あなたの音楽を聴く何百万人の日本人もね」と、笑顔でアンジェラに語りかけた。

今回の旅では、アンジェラの新曲『Forgiveness』の生歌も披露された(アンジェラ・アキの新曲歌唱はTVerで)。アンジェラは新曲について、「デビュー前とか、30歳ぐらいの自分に届いてほしい、誰よりも」と話す。
歌詞には、つらい時期の葛藤も込められているという。「先祖代々続いてきた痛みの連鎖も自分の一部になってしまうということも学んだ」と話すアンジェラは、「そういうことも含めてこの『Forgiveness』という曲は、自分の上の世代の母と、私の下の(世代の)息子の3人でコーラスワークをしてみたいなって。3世代で音に残せたらいいなと思って」と、ほほ笑んだ。

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