“全国でもっともおいしいアスパラガス”を育てる神のジューシーアスパラにヒロミと孝太郎が驚き「すごくないですか?これ」
ヒロミと小泉孝太郎の2人がMCを務める『オー!マイゴッド!私だけの神様、教えます』が5月16日に放送。水も滴るほどジューシーなアスパラガスを育てる神が登場し、スタジオでヒロミと孝太郎に絶品アスパラを振る舞った。
道行く人に“その人にとっての神様のような存在”を聞き、実際に会いに行くこの番組。今回は、今が旬の食材にまつわる“神様”を紹介する神食材スペシャル。埼玉県三郷市でロケをしていたスタッフを見つけ、声をかけてくれたのはアスパラ農家の石井信行さん。近所でアスパラガスを栽培しているという石井さんだが、話を聞いていくと驚きの事実が判明する。なんと、日本最大級の産直通販サイト『食べチョク』が主催する、“全国で最もおいしいアスパラガス”を決める品評会で、2025年に金賞を受賞していたのだ。

しかし、アスパラガスの年間平均収穫量を見てみると、1位はダントツで北海道、2位は佐賀県、3位は長野県(※政府統計を基にアプレスが算出)。石井さんがアスパラを育てている埼玉県は、なんと35位という下位の産地だ。そんな“アスパラの名産地とは言えない”埼玉で、なぜ石井さんは金賞受賞という快挙を成し遂げることができたのか。その謎を探るべく、旬を迎えた4月初旬にスタッフは石井さんのアスパラ畑を訪ねることに。

普通のアスパラと比べても、石井さんのアスパラはひと目でわかるほど太い。アスパラは“繊維の本数”が太さに関係なくほぼ同じため、太いほど繊維が密にならず、柔らかくておいしいのだという。そんな石井さんのアスパラは、実は“これまでにない画期的な方法”で育てられている。一般的なアスパラ栽培では、苗を植えてから1年目は収穫せず、葉が生い茂って枯れるまで育てる。このサイクルを2年以上繰り返し、根に栄養を蓄え続け、3年目以降にようやく収穫がスタート。その後は10〜15年にわたり収穫を続けられるため、これを“長期採り”と呼び、全国の約9割のアスパラ農家が採用している。

しかし石井さんが行っているのは、従来の“長期採り”とはまったく異なる、2016年に完成した新しい栽培法“採りっきり栽培”。明治大学農学部の元木悟教授と、農家向けの種を開発する会社『サナテックシード』が、4年かけて共同開発した画期的な方法だ。
この栽培法では、Aの畑で1年間収穫したら、翌年はBの畑で収穫するというように、最低2か所の畑を交互に使う。そのため、収穫されるのはすべて“1年目の若い茎”。若い茎は養分を最後まで使い切れるため、太くて柔らかいアスパラが育つ。ただし、1年目で収穫してしまうと、3年目以降の“長期採り”に比べて根に蓄えられる養分が少なく、うま味が劣る可能性があるという。

そこで石井さんは、土づくりにこだわった。通常は7項目ほどしか行わない土壌分析を、なんと23項目にまで拡大。徹底的にデータを調べた結果、三郷市の土はやや酸性が強いという特徴があることがわかった。石井さんは、酸性の土を中和するためにアルカリ性の苦土石灰をたっぷりと散布し、アスパラが養分を吸収しやすい“中性の土”へと整えていった。さらに、その土壌に、自身が作った牛フンともみ殻を混ぜて1年寝かせたものを加え、オリジナルの肥料を配合した。試行錯誤を重ねること1年。ついに、“長期採り”を超えるうま味や栄養を兼ね備えたアスパラガスの栽培に成功したのだ。

そんな“神”が育てたアスパラは、生産量が限られているうえ、鮮度を最優先するため三郷市内のJAや直売所でしか購入できないという。その貴重な“朝採れアスパラ”を手に、神・石井さんがスタジオに登場し、本当においしいアスパラの食べ方を披露してくれた。

まず紹介されたのは、シンプルなのに驚くほどおいしい『焼きアスパラ』。スプレータイプのオリーブオイルをアスパラに吹きかけ、焼き網で中火のまま3分焼くだけ。焼き目がついたら、軽く塩コショウを振れば完成。焼き上がったアスパラを切ってみると、中からアスパラ自身の水分があふれ出し、滴り落ちてくるほどジューシー。その光景に、孝太郎は思わず「すごくないですか?これ」と驚きを隠せない様子。

続いて紹介されたのは、アスパラが主役の『アスパラガスのカルボナーラ風』。まず、アスパラを3~4cmの斜め切りに。フライパンでベーコンを炒(いた)め、香りが立ったところでアスパラを加え、強火で軽く焦げ目がつくまで一緒に炒める。そこへ米粉10gを加え、透明になるまでしっかり炒めるのがポイント。続いて白だし20ml、無調整豆乳200mlを注ぎ、グツグツと煮立ってとろみがついてきたら、卵を落として蓋をする。2分ほど蒸らし、蓋を開けてチーズをかければ、アスパラの甘みとコクが際立つ、カルボナーラ風の完成。

スタッフが「どうしてアスパラ農家を始めたんですか?」と尋ねると、石井さんから返ってきたのは意外すぎる答えだった。「収穫しててもそんな重くないし」と、まさかの“重さ基準”。さらに続けて、「キャベツとか大根とか重いのは、腰も痛くなっちゃうし大変なんで。やっぱり軽くて、あと値段が高くつけられるものをやりたくてアスパラになってます」と、飾らない本音を明かしてくれた。
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