大都市・釜山の家の家賃がまさかの0円?AIが日常をサポートしてくれるスマートハウスでの生活は驚きの連続
ベッキーとFUJIWARAの藤本敏史が、5月14日放送の『見取り図の間取り図ミステリー』に出演。韓国の大都市・釜山にある、家賃が0円の住宅街を訪れ、家に導入されたテクノロジーの数々に驚いた。

今回2人が訪れたのは、韓国の釜山に2021年に誕生した、56世帯が暮らす住宅街だ。韓国水資源公社の広報を務めるキム・ヒョジンさんが2人を案内してくれることになった。この住宅街の特徴は、設備が充実していることだ。歩道は、地下に雨水が溜まる仕組みになっているほか、ブロックから地下に貯められた水は水不足の時に利用することができる。
さらに、藤本は屋根に太陽光パネルが設置されていることに気がついた。「この住宅街では、太陽光・地熱・水熱で生活に必要なエネルギーを作っているので、ガスなどは一切使用しません」とキムさん。
また、スマホを置くだけで充電ができるベンチや、ペットボトルや空き缶を入れるとポイントが貯まるゴミ箱まで導入されている。ラベルを剥がしたペットボトルを入れると、買い物に使えるポイントになるのだ。

続いて、2人は家賃0円のヒントを求めてAIフィットネスセンターへ。ベッキーは「広いし、器材がすごい!全部の器具にモニターがついてる」と驚いた。ここでは、マシンを使用した住人の記録が残るようになっており、AIがトレーニングの指導をしてくれる機能も搭載されている。家賃0円とAIにはどのような関係があるのか。
いよいよ、2人は今回調査する家に到着した。インターホンを押すと、この家の住人のノ・チュニさんが出てきた。さっそく藤本が「ここに住むきっかけはなんだったんですか?」と尋ねると、ノさんは「釜山市で抽選があって、応募したら当たったのよ」と明かした。キムさんは「競争率143倍です」と言葉を添え、その倍率の高さにベッキーは「ラッキーガール!」と目を丸くした。


この家の間取りは、リビングが2つある3LLDKで、広さ136.5平米もある。同じくらいの家の釜山の家賃相場は約15万円〜20万円(※保証金により変動あり)だが、この部屋の家賃はなんと0円。ノさんが指でゼロをつくると、ベッキーは驚いて両手で口をおおった。
さらにベッキーは、階段の手すりに設置されたモニターにデータが表示されていることに気がついた。これは住人の健康データで、住宅街から支給された測定器で日々の活動量、血圧、血糖値を記録するとこのモニターに表示される仕組みだ。
「この住宅街にある健康センターにそのデータが送られて、何か異常があった場合、看護師がそのデータを元に健康管理のサポートをしてくれる」とノさん。またトイレではセンサーが日々の便の状態を計測し、医療機関に診断してもらえる仕組みになっている。


続いて、2人は約8帖(じょう)のキッチンへ。2人は、扉に大きなモニターがついた冷蔵庫に注目した。すると、モニターがぱっと切り替わり、冷蔵庫の中を映し出した。思わず、「中継!?」とベッキー。これは実際に冷蔵庫の中にカメラがあり、開けなくても中がわかる仕組みになっているのだ。
また、ノさんは「AIが冷蔵庫にあるものでどんな料理が作れるか、レシピも提案してくれるのよ」と革新的な機能を紹介してくれた。「主婦の味方!」と感動した藤本に対し、スタジオの見取り図・盛山晋太郎が「いや、なんでフジモンさんが言うねん」とツッコみ笑いを誘った。そして、この家の電化製品は全て備え付けで、無料で使用することができるのだ。

ここで、この住宅街の家賃が0円の理由がついに明らかになった。ノさんは「この住宅街は国が運営しているんだけど、モニターとして健康データの提供や家電の使い心地をフィードバックすることで、家賃がタダになっているのよ」と教えてくれた。「ちょっとした生活のデータ送るくらいでタダになるんだったら、そりゃ住みますよね!」とベッキー。
キムさんによると、韓国は2021年に、当時実用的になってきたAIやエコ技術を取り入れた実験的な住宅街、スマートビレッジを作った。国土交通部を中心とした国家プロジェクトで、多くの大企業も出資したという。「国は未来都市を作るため、企業は新製品の開発のため、住人のリアルな生活データが欲しかったんです」とキムさん。ノさんたちは、個人データを提供することで、5年間家賃0円で住んでいたのだった。

