「涙が止まらない」元恋人を探す主婦(麻生久美子)と文学オタク(波留)が果たした23年越しの再会…そして明かされる真実『月夜行路 —答えは名作の中に—』第4話

2026.5.1 18:15

この記事をシェア

  • Twitter
  • Facebook
  • Line

“カズトの顔を見たら、どうなってしまうんだろう…”怖さと希望を胸に、奏が暮らす自宅へと向かった涼子。しかしそこで待っていたのは、奏の母であり、23年前にカズトが涼子へ別れを切り出した際に同席していた佐藤貴和子(鈴木砂羽)だった。

鈴木砂羽の写真

「ずっと謝りたかった」と口を開いた貴和子が明かした23年前の真実。なんと貴和子はカズトの姉であり、カズトは涼子と別れた4か月後に末期がんで亡くなっていた。自身が余命わずかの身であると知ったカズトは、“彼女にはいつも笑っててほしい”と涼子に病気のことを伝えず、貴和子に偽の恋人役を頼んだのだという。

衝撃の告白に気を失う涼子に、改めてカズトの頼みを聞いてしまったことを悔いる貴和子。しかしルナは「あれは、太宰治先生の作品に出てくる別れ方ですね」と、カズトが傾倒していた太宰治の『グッド・バイ』の内容から、その別れ方を選んだことを見抜くと、奏は、生前のままにしているカズトの部屋へ、ルナを案内した。そこには数多くの小説が残されていた。

生前のカズトは、“マルジナリア”と呼ばれる書籍の余白に自身の感想やメモを残す読書法をとっており、そこには死に向かう自身が残された時間をどう生きるのかという対話の記録があった。そして亡くなる直前に読んでいたであろう太宰の『パンドラの匣(はこ)』には、病魔による死の恐怖に怯えながらも明るく生きる若者の物語に、涼子への思いと彼女へのこれからの幸せを願う言葉が、いくつも記されていた。

“ありがとう りょうこ。”そんな書き込みで締めくくられた小説を手に、カズトが最後まで自身を思い続けてくれていたことを知った涼子は、こらえきれず涙を流す。そして貴和子から託された『パンドラの匣』を受け取った涼子は、ルナに「カズトに会えてよかった」と感謝を伝えた。

こうして締めくくられた大阪での旅。しかし、涼子と別れたルナのもとに1人の男性が駆け寄る。それは涼子の夫・菊雄だった…。

ココリコ・田中直樹の写真

カズトの本当の思いが明らかとなり、SNSには「涙が止まらない」「想いが涼子さんに届いてよかった」と感動の声が寄せられたほか、「全ての人がそれぞれの優しさを持っていて何とも温かい」と、カズトの家族ら涼子を取り巻く登場人物の行動への感想もあがっていた。

次回、5月6日放送の第5話は――

思わぬ形でカズトとの“再会”を果たし東京に帰る決意を固めた涼子。しかし旅立ちの直前、東京にいるはずの夫・菊雄が姿を見せる。伝えていないはずの居場所を知っていることに驚く涼子へ、菊雄はあまりにも衝撃的な真実を告げる。一方、旅から帰ったルナは突如として謎の失踪を遂げる。彼女に忍び寄っていた“黒い影”の正体とは?今度は涼子が、文学でルナの行方を追う…。

番組公式HPはこちらから

【TVer】第1話、第2話を無料配信中!
【Hulu】最新話まで全話配信中!

写真提供:(C)日テレ
文:entax編集部

1 2

クオカードプレゼントキャンペーン2024