まるでスパイダーマン!世界一美しいクライミングと称された“世界のヒラヤマ”の伝説的なクライミング3選!
ヒロミと小泉孝太郎の2人がMCを務める『オー!マイゴッド!私だけの神様、教えます』が4月18日に放送。“クライミングの神”が残した数々の伝説のなかで、特に驚異的な3つを紹介した。
道行く人に“その人にとっての神様のような存在”を聞き、実際に会いに行くこの番組。東京・葛西にあるロッククライミングジム『ROCKLANDS』の店長をつとめる男性の神は、日本人クライマートップの平山ユージさん。「海外の本物の岩場を登ったり、作り物じゃなくてアウトドアの岩を登るっていうのがクライミングの原点なので、全クライミング界の人が目標にしている」と神のすごさを語る男性。

平山さんが行っているのは、己の肉体だけで岩場を登りきるフリークライミング。到達高度を競うクライミングのワールドカップでは、1998年にアジア人として初めて総合優勝を達成。その2年後には再び総合優勝を果たした“レジェンドクライマー”だ。今年でフリークライミング歴42年。15歳で競技を始め、19歳で本場ヨーロッパへ渡ると、数々の難関ルートを次々と制覇。その美しいクライミングスタイルは世界的に称賛され、“世界のヒラヤマ”の名で知られるようになった。そんな“クライミングの神”と呼ばれる平山さんの、伝説的なクライミングを3つ紹介する。

◆山壁にベッドを作り、世界初!伝説の山を単独制覇!
2002年に平山さんが挑んだのは、アメリカ・ヨセミテ国立公園にそびえる世界最大級の一枚岩『エル・キャピタン』。高さおよそ900mの絶壁を、麓から頂上まで自らの力だけで登りきるという壮大なチャレンジだ。
自分で命綱をセットしながら、手足の力だけで岩をつかみ進んでいく。岩の形状を瞬時に読み取り、どこに指をかけどこに足を置くかを判断する“とっさの見極め”が命を左右する。まさに極限の集中力と技術が求められる挑戦だった。
挑戦初日、平山さんが進めたのはわずか全体の10分の1。日が暮れると、なんと絶壁に組み立て式の簡易ベッドを設置し、そのまま岩壁で一夜を過ごして翌日に備えた。断崖絶壁で眠るという常識外れの行動に、スタジオのヒロミも「これが信じられないよね」と驚きを隠せない。死と隣り合わせの命懸けの挑戦。それでも恐怖に打ち勝ち、岩と向き合い続けた平山さんは、挑戦から2日目、ついに世界で初めて単独での登頂に成功した。

◆超爆速!113mの断崖絶壁を2分32秒で登りきり世界記録達成
2010年、41歳のとき、平山さんが挑んだのはオーストラリア・ビクトリア州にある『マウント・アラピリス』。高さ約113m、ほぼ垂直にそびえる岩壁だ。当時の最速記録は3分5秒。最大斜度は80度、ビル約30階分に相当する高さを、人間の手足だけで一気に駆け上がるという常識外れの挑戦だった。

その岩壁を、平山さんはわずか2分32秒で登りきり、世界記録を更新。驚異的なスピードを出しながら「いけるんだったらもっといけるかな」とコメントし、まだ少し余裕を残しているようにも見えた平山さん。限界を超え続ける姿勢が生んだ、まさに“神業”の瞬間だった。
◆岩・山だけじゃない!日本テレビ社屋を登るチャレンジ
1997年、28歳のとき、平山さんは当時ヒロミがMCを務めていた番組の企画で、日本テレビ社屋を登るという前代未聞のチャレンジに挑んだ。「普段は自然の山を登ってるんで、やってみないと分かんない」と言いながらも、平山さんを含むトップクライマー3人が一斉にスタート。会社のビルを人間がよじ登っていくという衝撃的な光景に、スタジオのヒロミは「この画を撮りたいがためにやってるんだから」と当時を振り返る。結果は見事成功。平山さんはビルの壁を制し、番組に伝説的なシーンを残した。当時の放送でヒロミは「世の中で“俺も日テレ登ってやる”って人、そんなにいないと思う」と語っており、その挑戦の異常さと平山さんの規格外ぶりが際立つエピソードとなった。

数多くの伝説を残してきた神は現在57歳。次世代の育成に尽力しつつ今もなお、クライマーとして世界中の岩場を登るなど、チャレンジが終わることはない。
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