「これはささる…」文学オタク(波瑠)と主婦(麻生久美子)に対し呉服屋女主人が命がけでついたウソの真相は…『月夜行路 —答えは名作の中に—』第2話
ルナたちが佐藤商会に駆けつけると、応対したのは先ほどの男性店員。男性は2人を店の中に入れまいとするが、ここでルナは男性に催涙スプレーを噴射し、頼子のもとへ向かう。男性は態度を豹変(ひょうへん)させ刃物を取り出したが、間一髪で駆けつけた警察に取り押さえられ事なきを得た。
安堵(あんど)する頼子に対し、「本当は見えてますよね?」と口にするルナ。頼子が盲目に見せかけたのは、店に押し入った空き巣に孫だと勘違いしているように振る舞い、自らの身を守るためで、そのウソを真に受けた空き巣は、直後に店へやってきたルナたちにも孫として応対。頼子は、ルナたちに危害が及ばないよう、わざと“一見さんお断り”と2人を追い出していたのだ。
そして頼子の店に空き巣に入った犯人は、佐藤商店の空き巣や質屋の殺人犯と同一人物。犯人は、はじめに押し入った質屋で記念品の盾で店主を撲殺したのちに凶器を手に逃走を図るも、その道すがら同じ盾を持っていた頼子とぶつかり、盾を取り違えてしまうことに。その後、盾を回収するべく空き巣に入ったが、佐藤“商会”と佐藤“商店”を間違え、最後に頼子の店に行き着いた。

こうして解決した、一連の事件。頼子が守ろうとしたのは、ルナたちだけではなく、亡くなった夫との人生が詰まった呉服店とその歴史だった。
まさに命がけで大切なものへの愛を捧(ささ)げた頼子の姿を受け、涼子はカズトと別れた理由をルナに明かす。身を挺(てい)して自身を守ってくれたカズトだったが、その傷も癒えない頃、突然見知らぬ妊婦を連れ涼子に破局を告げたという。
「許せなかった、そんなことする人じゃないと思ってたから」。カズトとの別れをいまだに消化できていない涼子は、「ちゃんと会いたい、自分の気持ちにかたをつけたい」と口にする。涼子の決意に、ルナは引き続き寄り添うことを誓った。

登場人物がそれぞれの場面で示した“愛することは命がけ”という思いに、SNS上では「これはささる」と感銘を受けた声が上がったほか、「文学の聖地巡りがほんと楽しい」と、事件の鍵を握る名作が登場するシーンへの関心も寄せられた。
次回、4月22日放送の第3話は――
カズトを探し、通天閣の麓にある“ジュエリーサトウ”を訪れる涼子とルナ。ルナは、そこで知り会った彫金師の師弟に、通天閣が舞台の江戸川乱歩作品にちなんだブローチを注文する。しかしその夜、その店で殺人事件が発生し、師匠に犯人の疑いがかけられてしまう。師匠の無実を信じる弟子の姿を前に、ルナは名作『黒蜥蜴』にヒントを求め…。
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