「私的には発明だと思っています」東京・千駄木にある、家がカーテンで仕切られたマンションのワンルームを調査!建築士の家主が考えた新発想の家とは
たんぽぽの川村エミコが、4月2日放送の『見取り図の間取り図ミステリー』に出演。建築士の家主自らがフルリノベしたマンションの一室を訪れ、部屋の“新発想”を体験した。
川村が訪れたのは、東京都千駄木にあるマンションの一室。この部屋に住む木村寧生(やすき)さんと妻の晴日(はるか)さんが、川村を出迎えてくれた。寧生さんは建築士をしており、新居に選んだこの物件を自らフルリノベした。
寧生さんは、もともと約53平米の1LDKだった部屋から壁を取り払い、広々とした1Rに作り替えた。寧生さんいわく、このリノベによって“新発想”の家ができたらしく、「私的には発明だと思っています」と自信たっぷりの様子だ。

早速中に入ると、部屋は紫を基調とした空間となっており、川村は「カーテンがいっぱいありますね!」と声を上げた。カーテンは部屋の中を区切っており、壁の役割を果たしているのだという。

そして、この部屋にさらなる秘密が。分厚いカーテンを開くと、中はクローゼットになっていた。ラックを置いているだけだが、周りをカーテンで仕切ることでウォークインクローゼットとして使うことができる。また、リビングから見える面には不透明な素材のカーテン、ベッド側の面にはメッシュ素材のカーテンが使われている。こうすることでリビングから中を見えにくくする一方、ベッド横にある窓から光を入れ、クローゼット内が明るくなるようにしているという。
続いて、川村はキッチンを調査。キッチン全体はステンレスで、こちらは料理が好きな晴日さんがこだわった空間だ。寧生さんは「普通のものより(奥行きが)15cmくらい大きいものを使っているので、広々作業できる」と解説してくれた。
しかし、晴日さんは「1つだけ使いにくいポイントがあって」と苦笑い。上についている換気扇を「めちゃくちゃ高くて…。毎回トングとかを出して、パンって」と、トングを使ってボタンを押していることを明かした。川村は「大変じゃないですか!」と同情する。

これは、玄関の天井と換気扇の高さを合わせてスッキリ見せるための寧生さんの工夫だったそうだが、晴日さんからは不評のようだ。スタジオの宮崎美子も「あれはちょっとひどいよね」とコメントし、加藤清史郎は「僕も届かないですね」と同意した。
さらに、キッチンの脇のロールカーテンを上げると、冷蔵庫や電子レンジの他に食材が入っているパントリーが現れた。お客さんが来たらカーテンを下ろすことで、生活感をなくす工夫だ。
他にも、川村は「これ私、道路で見たことある」と言ってダイニングテーブルを指差した。これは“グレーチング”と呼ばれる道路の側溝のフタを3つ組み合わせて、上に強化ガラスを乗せたものだ。「目線とか光を通してくれるので、存在感があるけど圧迫感はない」と寧生さん。
また、部屋の紫色について寧生さんは「紫って赤と青の混色だと思うんですけど、光の当たり方とかその時の気分によってどっちにも感じられるっていうのはすごい面白いなと思って、僕は好きな色です」と説明し、川村は「想像力豊かですね」と感心した。
続いて、川村は茶色の壁がスタイリッシュなトイレへ。「さすがにトイレはカーテンで仕切られないですよね?」という川村の言葉に、寧生さんは「もともと最初はカーテンで仕切ろうとしてまして」と驚きの発言。一方、晴日さんは「無理と強く主張しました。見られたくもないし見たくもない」と、断ったようだ。

最後に、カーテンで空間を仕切ることにこだわったこの部屋の“新しい発想”が明らかに。寧生さんは「実はカーテンの上の天井に秘密がありまして」と言い、川村は天井を見上げた。寧生さんはマグネットを手に取ると椅子の上に登り、天井にそのマグネットをくっつけてみせた。

そう、実はこの天井は鉄板でできており、磁石でカーテンを取り付けることで自由に間取りを変えられる仕組みになっていたのだった。5分ほど作業をするだけで、カーテンで仕切られた個室空間を作り出すことができる。「友達が来てもプライベートな空間で寝られる」と寧生さん。また、映画を大場面で堪能したい場合は、寝室スペースを区切ってシアタールームのような空間にすることもできる。
スタジオの森泉は「お店のレイアウトとか変えやすいし、カフェとか色々な使い方ができるから、これは将来楽しみな発想」と、寧生さんの新発想に期待を込めた。

