1日の総移動距離3500km・弾丸空の旅に密着!“航空写真家の神”が魅せる冬だけの絶景
昼食を済ませると、本日2回目、通算2428回目のフライトで福岡へ。このフライトで狙うのは、上空ですれ違う飛行機。韓国や中国から北米に向かう飛行機と時速900kmですれ違うため、「秒単位で“撮れる”か“撮れないか”」「撮れればラッキー」という。
すると離陸から20分、フライトレーダーを確認していたルークさんは突然席を立ち、出入り口の小窓前で撮影し始めた。しかし、すれ違う飛行機を見つけたものの、残念ながら遠すぎてうまく撮影することはできなかった。

飛行機が新潟県沖、佐渡島付近の上空を通過しているところで、なんと富士山の姿を発見。「こんな見える富士山、俺初めて見た」「今日はやばいね」とルークさんは興奮気味。新潟県越しに約300km離れた富士山が見えるという、初めての経験だったそう。

そんなルークさんの今年のベスト写真は、オーロラの写真。オーロラベルトを通る、日本からニューヨーク行きの便に乗り、撮影に挑戦。人生で一番鮮やかだったというオーロラをカメラにおさめたという。

そして、通算85回目の福岡空港へ到着。福岡発は2時間55分後、日没まで時間がないので急いで撮影スポットへ向かった。福岡空港には展望デッキが3階と4階の2つあるが、飛行機が近く臨場感のある画が撮れるため、ルークさんは3階の方が大好きだという。
福岡空港は90秒に1回離着陸が行われる“日本一過密スケジュールの空港”と言われている。そんな便数の多い超至近距離の展望デッキで狙うのが“ギラギラしている飛行機”。「太陽の角度が下がってきて、飛行機との角度が合うと輝きが一瞬あるので、そのタイミングを逃さずシャッターを切る」と話すルークさん。機体に太陽が反射する一瞬を狙うという。


午後6時10分日没。さらにここから夜の時間に狙える写真が、前回ルークさんが披露してくれた流し撮りでの撮影。シャッター速度を遅くして飛行機の動きを追い、飛行機と同じスピードでカメラを振ると背景が流れるという技。しかもただでさえぶれやすいこの技を三脚なしで行う。

流し撮りには、流しながらズームする“ズーミング流し”や、飛行機に対して彗星(すいせい)のように流れる“彗星流し”があるという。


こうして総移動距離3500kmの空の旅を終え、ついに羽田空港へ到着。荷物もすべてしまい、これで撮影終了かと思いきや、ルークさんは到着ロビーへ向かう途中でも突然カメラを構え、写真を撮り始めた。

「もう帰りたいんだろ?」と冗談交じりに笑うルークさんに、つられて笑うスタッフ。空を降りても、シャッターチャンスを決して逃さないルークさんだった。
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