【高尾颯斗・渡邉美穂 独自インタビュー】「心を使ったコミュニケーション」セリフ1つ1つに痛いほど共感『ゆかりくんはギャップがずるい』
TOKYO MXにて毎週木曜よる9時25分から放送中のドラマ『ゆかりくんはギャップがずるい』。entaxはW主演を務める高尾颯斗と渡邉美穂にインタビューを行い、撮影現場での出来事のほか、2人の過去にまつわる貴重な話も聞くことができた。
【ゆかりくんはギャップがずるい】
原作は、国内最大級の電子書籍配信サイト『コミックシーモア』発、累計220万DLを突破しているあんどうまみの同名コミック。副業としてアナウンススクールの講師をすることになった森芽衣子(渡邉美穂)。慣れない授業をなんとか頑張れるのは、まじめな生徒“ゆかりくん”こと葉山縁(高尾颯斗)がいるから。ゆかりくんは癒し!年下のかわいい生徒!と思っていたのに…実は年上の刑事だった!?
ギャップ多きミステリアス男子との等身大ラブストーリー。

|「来たい」と毎日思えるような現場を作る
――W主演ということで、座長として撮影現場で意識されたことはありますか?
高尾:堂々と胸を張って毎日過ごそうって意気込んでいたんですけど…(渡邉さんに)引っ張ってもらいました。明るく現場を盛り上げていただいたので、いい雰囲気でずっと撮影できていたと思います。
渡邉:(高尾さんは)いっぱい差し入れをしてくれました!炭酸飲料もだし、パン、洋菓子…。たくさん入れてくれてましたよね。
高尾:それくらいしか…。
渡邉:めっちゃ助かりました。すごいテンション上がりますし!
――渡邉さんはいかがですか?
渡邉:私は作品を作るにおいて、やっぱり現場の雰囲気がいいっていうのは大前提だなって。作品が良ければ現場の雰囲気はどうだっていいってわけじゃないし、現場の雰囲気も良くて作品もいいものができるっていうのがベストだと思うので、まずは現場の雰囲気作りから大事にしたいなってずっと思っているんです。特に自分が座長の時は、やっぱりまずみんなが来たいなって毎日思えるような現場を作る。だから大きな声で挨拶をして、いろんな人となるべく言葉を交わして、明るく元気に毎日現場に行くようにしています。
それで言うと、無意識かもしれませんが、高尾さんが声を出して、引っ張ってくれたので…。終盤戦は「疲れが溜(た)まってきたな…」みたいなこともあったんですけど、そういう時も高尾さんがいつも声を出してくれて。なんか部活みたいだなって。
高尾:部活かな。僕、部長?(笑)
渡邉:グループでも引っ張る立場をやられてるっていうのも影響しているのかもしれないんですけど、「頑張ろう」「やろう」「あとちょっと」みたいな感じで、夜遅い撮影も現場を励ましてくださって。それが私も含めスタッフの皆さんも、すごい救われていたと思うので…。相当引っ張ってくれていたと思います。
高尾:ありがとうございます、すごく褒めていただいて(笑)
――ご自身と役とで共通する部分はありますか?
高尾:原作を読んだ最初の印象は「ゆかりくんは自分とちょっと違う要素が多いな」と感じていたんです。でもストーリーが進むにつれて、ゆかりくんの内面的な部分が垣間見えてくると「色々考えるからこそ、気持ちを自分からは発言しない」ことが多かったりするので、そこは自分も同じだなって思いました。
渡邉:このドラマには「ままならない」というワードがたくさん出てくるんですけど、人生ってままならないな~みたいなことはすごい共感できるし、芽衣子ちゃんの境遇も、すごく共感できるものがたくさんあって。だから彼女の吐く言葉1つ1つが痛いぐらい共感できました。彼女は人と正面からぶつかっていく人間で、ちゃんと心を使って人とコミュニケーションを取る人だなって私は思うんですけど、私も多分そっちのタイプなので。そのぶんいろんな経験をしたり、いろんな思いをすることもあるんですけど、だからこそすごく素敵な出会いとか経験もやっぱりあるので…。芽衣子の「ちゃんと人と向き合っていく」っていう姿勢は、自分も大切にしたいなと思っている部分なので、共感できました。


|「楽屋にあるもので筋トレをする」のはONE N’ ONLYあるある?
――ゆかりくんは、顔はかわいいのに実はたくましい筋肉の持ち主!というところも魅力のひとつですが、撮影にあたっての体作りのエピソードがありましたら教えてください。
高尾:元々鍛えてはいるんですが、腕とか背中とか、パフォーマンスに使うような筋肉を鍛えることが多かったんです。でも今回は(腹筋を)見せないといけないので。漫画でもきれいに描かれていたので、なんとかこれに近づけるぞという意気込みで、撮影のギリギリまでパンプアップをしていました。腕立てして、自重(トレーニング※器具を使わず、自分の体重を負荷として利用すること)して、撮影現場にあった重いものを見つけて…。
実は(ONE N’ ONLYの)メンバーに2人ぐらい、楽屋にあるもので筋トレをし始める人がいるんですけど…それを見て「なんで?」ってずっと思ってたんですが、気持ちがわかりました(笑)


――芽衣子はゆかりくんの名前をもじってあだ名をつけていますが、お2人はどんなあだ名で呼ばれたことがありますか?
高尾:僕は“はやちん”が一番多いです。なぜかもう、生まれた時からそう呼ばれてて(笑)お父さんは照れて言わないですけど、お母さんも弟も地元の友達も、全員“はやちん”って言うんです。
渡邉:私は…小学生の時、“みたらし団子マン”って呼ばれてました。みたらし団子が好きっていうのをずっと色々なところで言っていたら、“みたらし団子マン”になっちゃいました。
高尾:おもしろい(笑)
渡邉:かわいいよね、愛はあるよね(笑)学年末に、1人1人がクラス全員へお手紙のようなものを書かなきゃいけなかったんですが、ほとんどの人が(私のことを)“みたらし団子マン”って書いてて…。「大人になってもみたらし団子をいっぱい食べてね」って!なんか書くこともっとあったでしょ!(笑)せめて“みたらし団子ウーマン”ならいいんです。マンだから男じゃんって。その時代からそういうところに疑問を抱いてました、みたらし団子マンでした。
|「前進」できないことへの葛藤、それも糧に
――アナウンサーになれなかった芽衣子が、ゆかりくんやアナウンススクールの生徒たちとの出会いの中で、過去と向き合っていくさまも見どころのひとつですが、「あの過去があったから今がある」と思うような出来事はありますか?
高尾:俳優活動も音楽活動もそうですけど、始めたてのころは「なかなか前進できない」みたいなのはずっと感じていました。もちろんその瞬間のベストは尽くしていたと思うのですが、そういう葛藤はずっと持っていて…。それこそ「人生はままならないな」と思いながら生活をしてた時間も(振り返ると)あっただろうなと思います。特に音楽活動をしていて、自分がもっとこうしたいっていうのがすごく出てくるんですけど、それがなかなか形にならなかったり…。でも、そういう時間がなかったら今こうして活動できていないと思いますし、こういう考えに至らなかった、みたいなところもたくさんあるので…糧になってます。

渡邉:高校時代、映画館に毎日行ってたんです。映像作品を作る仕事をしたいっていう思いがずっとあって、大学も映画学科とかを受験したりしてたんですけど…なかなか受からなくて。めちゃくちゃ悔しかったし、もうそういう仕事はできないのかなと思っていたのですが、めぐりめぐって、今は出役(でやく)として表現する側になるとは…人生何があるかわからないです(笑)でも、当時のおかげで私は今この仕事をやっているので、あの日々も意外と悪くなかったなって、大人になってから思います。

〈高尾颯斗:葉山縁(はやま・ゆかり)役〉
芽衣子が講師を務めるアナウンススクールの生徒で、誰よりも真剣に授業を受けるまじめな性格の持ち主。普段は年下の幼い学生に見えるゆかりだが、その素顔はなんと、警視庁捜査二課所属の刑事!しかも芽衣子より4つも年上。かわいいのに色っぽい、子犬系なのに大人っぽい…「ギャップ過多」なミステリアス男子
〈渡邉美穂:森芽衣子(もり・めいこ)役〉
ゆかりが通うアナウンススクールの講師。アナウンサーを目指していたものの夢は叶(かな)わず、今はイベント会社に勤めながら、副業でアナウンスを教えている。仕事も恋愛もどこか思うようにいかない芽衣子にとって、ゆかりは“心のオアシス”のような存在。そんな彼の意外すぎる一面を知ったことで、芽衣子は気づけばどんどん“ゆかりくん沼”にハマっていく。
ドラマ『ゆかりくんはギャップがずるい』
TOKYO MX
2026年2月5日(木)より
毎週木曜よる9時25分~9時54分〈TOKYO MX1〉
SBS(静岡放送)
2026年2月9日(月)より
毎週月曜24:51~25:21
FCT(福島中央テレビ)
2026年2月15日(日)より毎週日曜25:30~
TVerにて無料見逃し配信、FODにて見放題配信
《公式HP》
《公式X》
《公式Instagram》
《公式TikTok》
【高尾颯斗(たかお・はやと)Profile】
1999年9月17日生まれ。静岡県出身。映画『BATTLE KING!! Map of The Mind -終奏-』(2025)、舞台『聖剣伝説3 TRIALS of MANA THE STAGE』(2025)など数々の作品に出演し、映画『Erica-エリカ-』(2026)の公開も控えるブレイク必至の若手俳優。ダンス&ボーカルユニット・ONE N’ ONLYのRAP&ダンサーとしても活動し、フジテレビ『R4 STREET DANCE』ではseason2 Rep.に出演し、チームを率いるほどの実力。本作がドラマ初主演。
【渡邉美穂(わたなべ・みほ)Profile】
2000年2月24日生まれ。埼玉県出身。2017~22年まで日向坂46で活動。主な出演作に主演映画『あたしの!』、『青春ゲシュタルト崩壊』、連続テレビ小説『虎に翼』(NHK)、ドラマ『ラブライブ!スクールアイドルミュージカルthe DRAMA』(MBS)、ドラマ『地獄は善意で出来ている』(カンテレ×FOD)など。現在は『シネマアディクト』、『シネマクラッシュ』(BSテレ東)にBSテレ東のシネマナビゲーターとしてレギュラー出演中。

