イヤミスの女王・湊かなえの集大成 手紙をめぐる“罪と希望”のミステリー 映画『未来』劇中カット解禁
デビュー10周年をむかえた湊かなえによる渾身の傑作ミステリー『未来』を、『ラーゲリより愛を込めて』『護られなかった者たちへ』の瀬々敬久が映画化。
主演・黒島結菜をはじめ、山﨑七海、坂東龍汰、松坂桃李、北川景子ら確かな存在感を放つ超豪華実力派キャスト陣による劇中カットが初解禁となった。
本作は双葉文庫から出版されている同名小説が原作。
映像化のたびに大きな反響を呼んできた湊かなえ作品だが、直近では、禁断の衝撃作『人間標本』のドラマ化も話題を集めている。そんな数ある湊かなえ作品の中でも、複雑な構成ゆえに映像化は困難と言われてきた、デビュー10周年という節目に発表された小説『未来』。
映画化について、湊は「社会問題を深く、鋭く、温かい目で描かれる瀬々敬久監督に映画化していただけることになり、心から感激しました」とコメント。さらに、原作に込めた思いが余すことなく掬い上げられた完成度の高さに、「いち鑑賞者として感動し、泣きました」と最大級の賛辞を寄せた。
◼️絶望の中で届いた「未来のわたし」からの手紙


解禁されたカットには、過酷な環境に置かれている教え子に手を差し伸べようとする本作の主人公、教師・篠宮真唯子(黒島結菜)が、物語の行方を大きく左右する“手紙”を静かに見つめる姿をはじめ、次々に襲いかかる過酷な現実に呑み込まれそうになりながらも懸命に生きる少女・佐伯章子(山﨑七海)が、声にならない想いを叫ぶ瞬間が捉えられている。



さらに、章子と母・文乃(北川景子)が夜の街を必死に駆け抜ける姿や、まるで生きる希望を失ったかのような文乃の表情も刻まれ、観る者の胸を強くざわつかせる。また、真唯子が鋭い眼差しで教え子の口を塞ぐ、息を呑むほどの緊張感に満ちた瞬間も収められており、日常の奥底に抑え込まれてきた感情の噴出が、痛切なリアリティをもって浮かび上がってくる。


一方で、真唯子を包み込むように優しく抱きしめる恋人・原田勇輝(坂東龍汰)や、何かを見据えるように静かに佇む章子の父・良太(松坂桃李)の姿も描かれ、登場人物それぞれが抱える絶望と安らぎ、相反する感情が複雑に交錯していく様子が印象づけられる。
この世界の中で、彼らが抱える痛みや希望がどのように絡み合い、抗えない運命の中でひとつの物語として紡がれていくのか。社会の陰に埋もれた痛みと、そこに差すかすかな光を描きながら、観る者の心を揺さぶる<“罪と希望”のミステリー>。

公開に先立ち、2月6日(金)より、全国の映画館にてムビチケカード(前売券)の発売がスタート。さらに、同日よりメイジャー通販・ムビチケオンラインでも販売が開始される。
■原作:湊かなえ『未来』(双葉文庫)
■監督:瀬々敬久
■公式タイトル:未来
■公開日時:2026 年 5 月公開
■配給:東京テアトル











